特許
J-GLOBAL ID:200903066840074583

可変断面積ベンチュリー式排気分流器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川井 治男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291973
公開番号(公開出願番号):特開平9-112261
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 排気ガスの流量の小さいときにも適当な圧力制御の精度を確保し、大流量の場合にも圧力損失を抑制する可変断面積ベンチュリー式排気分流器を提供することを目的とする。【解決手段】 外周側に固定した絞り断面及び拡大断面をもつベンチュリー管の形状を設け、中心部に固定した絞り断面及び拡大断面をもつコアーを設け、その間に中心軸に沿って移動可能で適当な外側断面形状25と内側断面形状28をもつ可動パイプ20の分流管を配置して、外側流路と内側流路とに分流し、可動パイプ20が移動しても外側流路と内側流路とは常に同じ絞り比、即ち一定な断面積比のスロート部をもつベンチュリー管路となるように、それぞれの断面形状25と28とを関連して選択し、流量に応じて絞り比を変化させ得る構成をもち、絞り比を変化させたとき二つの流路のベンチュリー管路のスロート部が常に一定な断面積比となる構造を有する。
請求項(抜粋):
流路の中心軸方向に対して外周断面形状が滑らかに変化する回転曲面を設けて流路の絞り断面と拡大断面を構成して固定し、また前記中心軸上に滑らかに断面積の変化する回転曲面のコアーを固定し、前記外周と前記コアーとの間に前記中心軸に沿って移動可能でその外周と内周の形状を適当な回転曲面とした可動パイプの分流管を配置して前記外周形状と前記分流管との間に外側流路を形成し、かつ前記分流管の内側に内側流路を形成し、前記外側流路と前記内側流路とを常に同じ絞り比、即ち一定な断面積比のスロート部をもつベンチュリー管路となるようにそれぞれの回転曲面を選択して、可動パイプの移動に応じてベンチュリーの絞り比は変化するが、二つの絞り比の関係は一定となるようにし、更に前記二つのベンチュリー管路のスロート部の静圧力を測定できるようにするとともに、この二つの圧力関係を制御できるようにした可変断面積ベンチュリー式排気分流器。
IPC (3件):
F01N 7/00 ,  F01N 3/00 ,  G01N 1/22
FI (3件):
F01N 7/00 A ,  F01N 3/00 G ,  G01N 1/22 G
引用特許:
出願人引用 (2件)

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