特許
J-GLOBAL ID:200903066841277100

高調波検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303764
公開番号(公開出願番号):特開平10-132875
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】定常状態では高調波を正確に検出し、瞬時実電力が急変したときではアクティブフィルタの直流コンデンサ容量を増加することなく、アクティブフィルタの直流電圧変動を小さく抑えることができるものを得ることにある。【解決手段】3相2相変換回路と、瞬時実電力と瞬時虚電力を演算するpq演算回路と、第1の瞬時実電力交流分を検出する第1のハイパスフィルタと、第2の瞬時実電力交流分を検出する第1のハイパスフィルタとは違ったカットオフ周波数の第2のハイパスフィルタと、瞬時虚電力交流分を検出する第3のハイパスフィルタと、直流電圧設定と実際の直流電圧との差を演算する演算器と、絶対値演算回路と、コンパレータと、該コンパレータの出力により前記第1の瞬時実電力交流分と前記第2の瞬時実電力交流分のいずれかを選択する選択回路、2相高調波電流を演算するpq逆演算回路などを備えたものである。
請求項(抜粋):
電源系統ラインに接続されたアクティブフィルタにおいて、系統ラインの3相電流を2相電流に変換する3相2相変換回路と、該3相2相変換回路の出力より瞬時実電力と瞬時虚電力を演算するpq演算回路と、該pq演算回路の出力より第1の瞬時実電力交流分を検出する第1のハイパスフィルタと、前記pq演算回路の出力より第2の瞬時実電力交流分を検出する第1のハイパスフィルタとは違ったカットオフ周波数の第2のハイパスフィルタと、前記pq演算回路の出力より瞬時虚電力交流分を検出する第3のハイパスフィルタと、アクティブフィルタの直流電圧設定と実際の直流電圧との差を演算する演算器と、該演算器の出力の絶対値を演算する絶対値演算回路と、該絶対値演算回路の出力がある値以上になったかどうかを判定するコンパレータと、該コンパレータの出力により前記第1の瞬時実電力交流分と前記第2の瞬時実電力交流分のいずれかを選択する選択回路と、該選択回路の出力と前記瞬時虚電力交流分より2相高調波電流を演算するpq逆演算回路と、該pq逆演算回路の出力を3相高調波電流に変換する2相3相変換回路とを備えたことを特徴とする高調波検出回路。
IPC (3件):
G01R 23/20 ,  G01R 29/00 ,  H02J 3/01
FI (3件):
G01R 23/20 C ,  G01R 29/00 F ,  H02J 3/01 B

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