特許
J-GLOBAL ID:200903066844735800

コンクリートを補強するための補強繊維

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 徹男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-017772
公開番号(公開出願番号):特開平6-229070
出願日: 1994年01月19日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 コンクリートから抜け出ることのないコンクリート補強用の補強繊維を提供する。【構成】 補強繊維1はスチールワイヤ片の如き金属ワイヤ片2を備える。ワイヤ片2の両端部3、3付近はある距離にわたって変形される。ワイヤ片2の両端部3、3と変形部4、4との間は変形されない。補強繊維の両端部は1乃至5mmの距離にわたって変形されない。補強繊維1には、多数の小さな切欠部又は溝5から成る輪郭が形成される。各溝5は、ワイヤ片の長手方向の軸線に対してある角度をなして形成される。補強繊維の長さは10乃至70mmであり、補強繊維は、40乃至70の長さ/太さの比を有する。補強繊維の両端部は、約45°の角度で斜めに切断され且つ若干平坦化される。変形部4から変形されない部分への遷移部には、若干膨らんだ膨らみを形成することもできる。
請求項(抜粋):
スチールであるのが好ましい金属で形成されたコンクリート補強用の補強繊維又はワイヤにおいて、ワイヤ片を備え、該ワイヤ片はその両端部付近である距離にわたって変形され、該距離は、前記ワイヤ片の太さの10倍よりも小さく且つ前記ワイヤ片の太さの3倍よりも大きく、前記変形された部分の厚みは、前記ワイヤ片の太さの0.2乃至0.6倍であり、前記変形された部分の幅は、前記ワイヤ片の太さの1.5乃至3倍であることを特徴とする補強繊維。

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