特許
J-GLOBAL ID:200903066846416192

変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-176256
公開番号(公開出願番号):特開平5-338472
出願日: 1992年06月10日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 変速指令が出力された場合に、確実に且つ素早くこの指令に基づく変速を行わせる。【構成】 変速信号を受けると、スロットル弁Tを全開にし、燃料供給制御手段M2 は、このときから第1の設定時間の間はエンジン出力を急激に減速状態まで低下させる初期カット制御を行い、続いて、第2の設定時間の間はこのエンジン出力を徐々に増加させる間欠カット制御を行う。一方、変速アクチュエータA2は、変速指令手段から変速信号を受けると、現変速段用シンクロクラッチの解放作動を開始し、間欠カット制御において現変速段用シンクロクラッチの駆動側と被動側との関係がほぼ無負荷状態となったときにこの現変速段用シンクロクラッチの解放を完了させて中立変速段に切り換えるようになっている。
請求項(抜粋):
変速信号に応じて、現変速段用シンクロクラッチ手段の係合を解放し、中立状態を経由して次変速段用シンクロクラッチ手段を係合させて変速を行わせるようになった変速制御装置において、前記変速信号を出力する変速指令手段と、前記シンクロクラッチ手段の解放および係合を行う変速アクチュエータと、エンジン出力を発生させるエンジン出力発生手段と、このエンジン出力発生手段の作動を制御するエンジン出力制御手段と、前記エンジンの吸入空気量を調整する吸気制御手段とを備え、前記変速指令手段から変速信号を受けたとき、前記吸気制御手段により前記エンジンの吸入空気量を増加させるとともに前記変速アクチュエータにより現変速段用シンクロクラッチ手段の解放作動を開始させ、前記エンジン出力制御手段により、前記変速信号を受けたときから第1の時間の間は前記エンジン出力発生手段の作動をカットして前記現変速段用シンクロクラッチ手段を減速状態にさせ、この後、エンジン出力が増加して前記現変速段用シンクロクラッチ手段における駆動側と被動側との関係が無負荷状態となったときに前記変速アクチュエータによる前記現変速段用シンクロクラッチ手段の解放を完了させて中立状態に移行させるようになっていることを特徴とする変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
B60K 41/04 ,  F16H 61/00

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