特許
J-GLOBAL ID:200903066847598979

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138467
公開番号(公開出願番号):特開平6-344884
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 ABS車で、左右スプリット路面等での制動時の車両の操安性を確保し、制動距離の増加防止を図る。【構成】 装置のコントローラは、車両左右車輪のどちらか一方にアンチスキッド制御が作動した場合、発生ヨーレイト(d/dt)φと目標ヨーレイト(d/dt)φref との偏差Δ(d/dt)φに応じて、アンチスキッド制御が作動していない左右車輪の反対輪の液圧上昇を変化させる液圧上昇速度変更制御を実行する(S104,105,107)。両輪ともアンチスキッド制御に至った後のアンチスキッド制御ではヨーレイト偏差Δ(d/dt)φに応じた基準スリップ率変更制御を加味することができる(S106)。左右スプリット路面における制動初期の車両の操縦安定性は確保され、旋回制動時のヨーレイト発生防止や制動距離の増加防止との両立が図れる。
請求項(抜粋):
車輪のスリップ率が基準スリップ率に保たれるように制動液圧を制御して車輪のロックを防止するアンチスキッド装置を有する制御装置であって、車両に発生するヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、車体速度を検出する車体速度検出手段と、操舵装置の操舵角を検出する操舵角検出手段と、少なくとも前記車体速度検出手段と操舵角検出手段によりそれぞれ検出された車体速度と操舵角に基づいて目標ヨーレイトを設定する目標ヨーレイト設定手段と、前記ヨーレイト検出手段により検出される発生ヨーレイトと前記目標ヨーレイトとの偏差を算出するヨーレイト偏差算出手段と、左右車輪のどちらか一方にアンチスキッド制御が作動した場合には、該ヨーレイト偏差に応じて、アンチスキッド制御が作動していない、前記左右車輪の反対輪の液圧上昇速度を変化させる液圧上昇速度変更制御手段とを備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/66
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-078644
  • 特開平3-086665
  • 特開平2-254051

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