特許
J-GLOBAL ID:200903066850922078

コンベアベルトの設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-372898
公開番号(公開出願番号):特開2000-190399
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 Hブロック試験における必要工数を低減し、しかもコンベアベルトの耐久性予測の信頼性を高めたコンベアベルトの設計方法および該設計方法を用いるコンベアベルトの製造方法を提供することにある。【解決手段】 スチールコードを補強材とするコンベアベルトのエンドレス構造を決定するコンベアベルトの設計方法において、試験体(Hブロック)を作製し、該試験体の回数Nと、最大張力Fmaxとから次式、τmax=SCR×Fmax/(π×d×L)(式中、SCRは応力集中率、dはコード径、Lはコード間で応力を伝達するゴム部である)に基づき最大剪断応力(τmax)を求め、さらに次式、Kmax=τmax×√(π×d)に基づき最大応力拡大係数(Kmax)を計算し、得られた値を許容最大応力拡大係数としてエンドレス部の設計指標とする。
請求項(抜粋):
スチールコードを補強材とするコンベアベルトのエンドレス構造を決定するコンベアベルトの設計方法において、平板状に成型した未加硫ゴムの中に複数本スチールコードを配置し、これを加硫成型することにより、設計すべきコンベアベルトのエンドレス構造と実質的に同一構造を有する試験体(Hブロック)を作製し、該試験体において長手方向に対向する一対のコードに繰返し引張荷重を与え、そのときの破壊に至るまでの回数Nと、最大張力Fmaxとから次式、τmax=SCR×Fmax/(π×d×L)(式中、SCRは応力集中率、dはコード径、Lはコード間で応力を伝達するゴム部である)に基づき最大剪断応力(τmax)を求め、さらに次式、Kmax=τmax×√(π×d)に基づき最大応力拡大係数(Kmax)を計算し、得られた値を許容最大応力拡大係数としてエンドレス部の設計指標とすることを特徴とするコンベアベルトの設計方法。
IPC (6件):
B29D 29/00 ,  B65G 15/36 ,  F16G 1/00 ,  F16G 1/08 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:08
FI (4件):
B29D 29/00 ,  B65G 15/36 ,  F16G 1/00 Z ,  F16G 1/08 A
Fターム (13件):
3F024AA01 ,  3F024AA11 ,  3F024CA04 ,  3F024CB03 ,  3F024CB10 ,  3F024CB13 ,  4F213AA45 ,  4F213AD03 ,  4F213AD16 ,  4F213AG16 ,  4F213AM23 ,  4F213WB01 ,  4F213WB18

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