特許
J-GLOBAL ID:200903066853804882

動圧流体軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東島 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-229825
公開番号(公開出願番号):特開2006-046540
出願日: 2004年08月05日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】低コストで信頼性の高い動圧流体軸受装置及びそれを用いたスピンドルモータを提供すること。【解決手段】スリーブを、鉄、鉄合金、銅、銅合金、もしくはこれらを混合した焼結材料を焼結した焼結金属で作る。この焼結金属では、所望の焼結体を形成するための条件である、焼結金属の材料の金属粉末の粒径、成形体を成形するときの成形圧力、焼結工程における焼結温度及び焼結時間の内の少なくとも1つの条件を所定の範囲に設定することにより、気孔がすべて独立気孔となり、互に連通していない。気孔が独立しているのでオイルがスリーブの中に入ることがない。また気孔を動圧発生溝の幅より小さくしているので、動圧発生溝に気孔が存在しても悪影響を与えるおそれはない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸受孔を有するスリーブ、 前記スリーブの前記軸受孔に相対的に回転可能に挿入された軸、 前記軸の一方の端部に設けられたスラストフランジ、及び 前記スラストフランジに対向するスラスト部材を備え、 前記軸受孔の内周面に、ラジアル軸受として働くラジアル動圧発生溝を有し、 前記スラストフランジとスラスト部材のそれぞれの対向面のいずれか一方に、スラスト軸受として働くスラスト動圧発生溝を有し、 前記軸及び前記スラストフランジと、前記軸受孔及びスラスト部材との間の隙間に作動流体を有する動圧流体軸受装置において、 前記スリーブは、鉄、鉄の合金、銅、銅の合金から選択した少なくとも1つを含有する焼結材料を焼結した焼結体であり、前記焼結体の気孔は隣り合う気孔が互に独立している独立気孔であり、前記独立気孔の大きさが、前記ラジアル動圧発生溝の山部の幅及び高さより小さいことを特徴とする動圧流体軸受装置。
IPC (3件):
F16C 17/10 ,  F16C 33/12 ,  F16C 33/14
FI (3件):
F16C17/10 A ,  F16C33/12 Z ,  F16C33/14 A
Fターム (10件):
3J011AA04 ,  3J011BA06 ,  3J011CA02 ,  3J011DA01 ,  3J011DA02 ,  3J011KA02 ,  3J011KA03 ,  3J011MA01 ,  3J011SB01 ,  3J011SB19
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 動圧軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-128355   出願人:NTN株式会社

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