特許
J-GLOBAL ID:200903066855197266
スリッタ刃の油塗布装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184590
公開番号(公開出願番号):特開平6-000800
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 スリッティング中にスリッタ刃とシートとの摩擦を抑制することにより、シート切断時の紙粉を周囲に飛散させることなく、しかもスリッタ刃の刃先に付着する糊を適時除去する。【構成】 シート受板17の下方に配設される油塗布装置10は、内部に油13を入れた油タンク16に支持部材20が配設され、この支持部材20の上端部に油塗布部材18が配設されたものである。前記油タンク16内の油13は、支持部材20を介して油塗布部材18に浸透する。また前記油タンク16は、図1に示す如く、流体圧シリンダ29により、スリッタに配設されたスリッタ刃14に近接離間するよう構成されている。従って該油タンク16がこのスリッタ刃14に近接し、前記油塗布部材18を該スリッタ刃14の刃先14aに接触させることにより、油13を該刃先14aに塗布するよう構成されている。
請求項(抜粋):
水平なガイドレール(19)に沿って自在に移動し、任意の位置で停止されるスリッタヘッド(15)と、このスリッタヘッド(15)に回動自在に枢支され、スリッティング位置と休止位置との間を往復可能なヨーク(12)と、このヨーク(12)に回転自在に支持され、スリッティングすべきシート(S)の移送方向に回転駆動される円盤状のスリッタ刃(14)と、前記シート(S)の給送ライン(l)を挟んで、前記スリッタ刃(14)に対向するシート受手段(17)とからなるスリッタ装置において、前記スリッタ刃(14)の刃先回転域に近接配置され、該スリッタ刃(14)の刃先に接触および離間させられる油塗布部材(18)と、前記油塗布部材(18)に連通するよう配設され、必要量の油(13)を該油塗布部材(18)に供給する油タンク(16)と、適時の油塗布指令により油塗布部材(18)を前進移動させて、該油塗布部材(18)を前記スリッタ刃(14)の刃先に接触させると共に、適時の油塗布停止指令により前記油塗布部材(18)を後退移動させて、該油塗布部材(18)を前記スリッタ刃(14)の刃先から離脱させる駆動手段(29)とから構成したことを特徴とするスリッタ刃の油塗布装置。
IPC (2件):
前のページに戻る