特許
J-GLOBAL ID:200903066856330814

流量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-020362
公開番号(公開出願番号):特開2002-225738
出願日: 2001年01月29日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】車輌の直進走行時には、制御スプール38のスプリング46のばね荷重を下げ、動力舵取装置への吐出流量を減らしてポンプ4の消費エネルギーを低減し、操舵時には、動力舵取装置の作動油圧を利用して吐出流量を回復させて操舵に必要な流量を確保する。しかも、この作動を、極めて簡単な構成で行えるようにして、小型化、軽量化、低コスト化を図る。【解決手段】バルブ孔36内に嵌合したスプール38の一方の端部側の室40内にポンプ4からの吐出流体を導入し、オリフィス50を介して動力舵取装置に給送するとともに、このオリフィス50の下流側の圧力を、スプール38の他端側のスプリング46を収容した室42に導入し、オリフィス50前後の差圧によりスプール38を移動させて余剰流量をタンク58に還流させる。スプリング室42の底部に段付きピストン66を配置し、両端に動力舵取装置の作動圧力を作用させ、その上昇に応じて移動させて、スプリング46のばね荷重を増大する。
請求項(抜粋):
バルブボディ内に形成されたバルブ孔と、このバルブ孔内に摺動自在に嵌合されたスプールと、このスプールの一端側に画成され、ポンプから吐出された圧力流体が導入される第1圧力室と、ポンプから吐出されて流体機器へ給送される圧力流体の供給通路の途中に設けたオリフィスと、前記スプールの他端側に画成されてこのオリフィスの下流側の圧力が導入される第2圧力室と、この第2圧力室内に収容されて前記スプールを第1圧力室側に付勢するスプリングとを備え、オリフィス前後の差圧により前記スプールを作動させて、第1圧力室から流体をタンクに還流させる流量制御装置において、前記スプリングを挟んでスプールの逆側に段付きのピストンを配置し、その小径端に前記スプリングの一端を当接させ、かつ、大径端に前記オリフィスの下流側の圧力を作用させるとともに、このピストンの大径部と小径部との段差部に形成した室に、オリフィスの下流側の圧力よりも低い圧力を導入したことを特徴とする流量制御装置。
Fターム (7件):
3D033EB06 ,  3D033EB08 ,  3D033EB09 ,  3D033EB10 ,  3D033FE02 ,  3D033FE06 ,  3D033FE12

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