特許
J-GLOBAL ID:200903066861823152

耐遅れ破壊特性に優れた超高強度鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271390
公開番号(公開出願番号):特開平9-111398
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 10ppm程度の水素侵入がある場合においても優れた耐遅れ破壊性を有する高強度鋼板及びその製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.08〜0.18%、Si:1%以下、Mn:1.2 〜1.8 %、P:0.03%以下(ゼロを含む)、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜0.1 %、N:0.005 %以下、O:0.005%以下、B:5 〜25ppm に加えて、Nb:0.005 〜0.04%、Ti:0.005 〜0.04%、Zr:0.005 〜0.04%のうち1種または2種以上を含有し、残部が実質的にFe及び不可避不純物からなり、Ceqと引張強度TSが、TS (MPa) ≧ 2270 ×Ceq + 260、Ceq≦0.5 (Ceq =C + Si / 24 + Mn / 6 )を満たす成分系とし、体積率80%以上のマルテンサイト相で構成する。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.08〜0.18%、Si:1%以下、Mn:1.2 〜1.8%、P:0.03%以下(ゼロを含む)、S:0.01%以下(ゼロを含む)、sol.Al:0.01〜0.1 %、N:0.005 %以下(ゼロを含む)、O:0.005%以下(ゼロを含む)、B:5 〜25ppm に加えて、Nb:0.005 〜0.04%、Ti:0.005 〜0.04%、Zr:0.005 〜0.04%のうち1種または2種以上を含有し、残部が実質的にFe及び不可避不純物からなり、Ceqと引張強度TSが下記の(1) 式及び(2) 式の範囲にあり、体積率80%以上のマルテンサイト相で構成されることを特徴とする、耐遅れ破壊特性に優れた超高強度鋼板。TS (MPa) ≧ 2270 ×Ceq + 260 ...... (1)Ceq≦0.5 ...... (2)ただしCeq =C + Si / 24 + Mn / 6
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/52 101 ,  C22C 38/14
FI (4件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 C ,  C21D 9/52 101 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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