特許
J-GLOBAL ID:200903066863227581
PC橋の外ケーブル定着部における真空ポンプ併用グラウト注入工法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
林 信之
, 片寄 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-150808
公開番号(公開出願番号):特開2004-353241
出願日: 2003年05月28日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】内外2重シースにPC鋼材を挿通する橋梁構造において、内側シースとPC鋼材のすき間を簡易な構造で止水し、止水部からのグラウト漏出を回避し、確実にグラウトを充填できる。【解決手段】定着部コンクリート15の両端面を貫通して外側シース29を埋設し、その内側にPC鋼材8を挿通する内側シース28を挿入し、各シース28、29の一端部は、アンカープレート30を挿通し、これに結合した余長保護キャップ37内でアンカーヘッド33に定着する。キャップ37の注入口から内側シース28内にグラウト38を圧入し、PC鋼材8がグラウト注入治具46の管体47とグラウト止めスペーサ48を挿通し、管体47を内側シース28に接続したうえ、管体47に設けた排出口49に接続の真空ポンプを用いて内側シース28内を吸引しながらグラウト38を充填する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
PC橋の横桁となる所定厚の定着部コンクリートの両端面を貫通して、PC鋼材を挿通する内外2重シースにおける外側シースを埋設し、この外側シース内にPC鋼材を挿通する内側シースを挿入し、かつ内外2重シースの一端部は、定着部コンクリートの一端面に配設されたアンカープレートを挿通したうえ、アンカープレートに結合した余長保護キャップ内において当該アンカープレートに定着し、内側シースの他端部から外方へ導出したPC鋼材は、グラウト注入治具を構成する所定長の管体および、この管体の一端内部に収納したグラウト止めスペーサのPC鋼材挿通孔を挿通し、前記管体を前記内部鋼管の先端部に接続したうえ、グラウト止めスペーサの近傍に設けたグラウト排出口に接続の真空ポンプを用いて内側シース内を吸引しながら、前記余長保護キャップの注入口から前記内側シース内にグラウトを圧入することを特徴とするPC橋の外ケーブル定着部における真空ポンプ併用グラウト注入工法。
IPC (2件):
FI (2件):
E01D19/10
, E04G21/12 104D
Fターム (2件):
引用特許:
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