特許
J-GLOBAL ID:200903066863759460

パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 望月 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135331
公開番号(公開出願番号):特開平6-324259
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 電荷蓄積型ラインセンサを用いた測距装置で、モニタ用受光手段を設け、該受光手段の蓄積電荷の積分値が比較に供される検知レベルを越えると検知信号を出力し、積分回路をリセットして再度比較を行い、所定時間内に出力された検知信号の数の逆数と増幅回路の最大増幅率との積であって、該値よりも小さく且つ該値に最も近い増幅率でラインセンサからの画像信号を増幅して、広輝度範囲で測距を行えるようにする。【構成】 駆動制御回路11a の、センサ駆動信号をラインセンサ8に、増幅率選択信号を増幅回路11c に、リセット信号を積分回路11b に夫々入力し、モニタ用受光手段7の出力の積分値をレベル検知回路11e で検知レベルと比較し、検知信号LVを駆動制御回路11a に入力する。所定時間t0 内で出力された検知信号の数(M)の逆数と増幅回路11c の最大増幅率Gとの積よりも小さく該値G/Mに最も近い増幅率でラインセンサの画像信号を増幅する。
請求項(抜粋):
被写体の輝度分布を補捉するラインセンサを有する3組の受光センサと、上記受光センサの出力信号の2次差分を算出する2次差分演算回路と、該2次差分演算回路の出力信号のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路と、該ゼロクロス検出回路によって得られたゼロクロス挙動信号を、上記3組の受光センサに関して各別に記憶するゼロクロスメモリ回路と、上記それぞれのゼロクロスメモリ回路に記憶されたゼロクロス挙動信号を比較してこれらの一致を検出する一致検出回路とからなり、上記3組の受光センサのうちの1つを基準とし該基準の受光センサから得られたゼロクロス挙動信号に対して、他の2つの受光センサから得られたゼロクロス挙動信号を順次シフトさせてこれらのゼロクロス挙動信号の一致を上記一致検出回路により検出し、該シフト量から被写体までの距離を演算するパッシブ型オートフォーカス装置用測距装置において、被写体の平均的な明るさをモニタするモニタ用受光手段と、上記モニタ用受光手段の出力を積分する積分回路と、設定された検知レベルに上記積分回路の積分値が達したときに検知信号を出力するレベル検知回路と、複数の増幅率から適宜な増幅率を設定し、該設定した増幅率で前記ラインセンサから出力される画像信号を増幅する増幅回路と、上記ラインセンサの電荷の蓄積と上記積分回路のリセットと上記増幅回路の増幅率の設定とを制御する駆動制御回路とからなり、上記ラインセンサは所定時間電荷が蓄積され、該所定時間内に上記レベル検知回路から出力される検知信号の数がMである場合に、上記増幅回路に於ける最大増幅率の1/M以下であって、1/Mに最も近い増幅率を上記増幅回路に設定することを特徴とするパッシブ型オートフォーカス装置用測距装置。
IPC (4件):
G02B 7/30 ,  G01B 11/00 ,  G01C 3/06 ,  G03B 13/36
FI (2件):
G02B 7/11 A ,  G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特開平4-277708
  • 特開平2-012215
  • 特開昭63-288580
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