特許
J-GLOBAL ID:200903066869417293

固液界面液層の流速計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-121778
公開番号(公開出願番号):特開平6-331639
出願日: 1993年05月24日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【構成】 固体と液体との界面における液層の流速を計測する流速計測方法であって、1)励起光により液層中のフォトクロミック化合物等の光応答物質を励起させて過渡回折格子を生成した後、励起光の照射を停止し、2)透過条件の過渡回折により、既知である固液界面液層の平均流速vをパラメータとして、回折光強度の緩和時間τg (v)とプローブ光による回折強度との関係を計測し、その結果から、回折光強度の消滅時間τg と平均フロー流速vとの関係を計測し、3)全反射条件の過渡回折により、エバネッセント光のしみこみ深さdpをパラメータとして得られた回折光強度の緩和時間τg (v)とプローブ光による回折強度との関係から、回折光強度の消滅時間τg を計測し、前記2)の平均フロー流速vと回折光強度の緩和時間τg (v)の関係から、固液界面液層の流速vおよびその速度分布を測定する。【効果】 マイクロメートルおよびサブマイクロメートルの固液界面液層の流速および流速分布を正確に計測することが可能となる。
請求項(抜粋):
固体と液体界面における液層の流速を計測する流速計測方法であって、液層に励起光を照射して過渡回折格子を生成させた後に励起光の照射を停止し、透過条件および全反射条件の過渡回折により、回折光強度の消滅時間から固液界面液層の流速およびその速度分布を測定することを特徴とする固液界面液層の流速計測方法。

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