特許
J-GLOBAL ID:200903066876749641

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010104
公開番号(公開出願番号):特開平7-217712
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】特に低μ路面において,2レンジやLレンジにおける大きなエンジンブレーキにより急激に減速した車輪速を,速やかに目標スリップ率を満足する目標車輪速まで復帰し、車両としての舵取り効果や制動距離を確保する。【構成】変速シフト装置で2レンジ又はLレンジが選択され、駆動輪の車輪速の最小加減速度αW が,低μ路面走行で,予め設定された絶対値が大きく且つ負の値の所定値αW0以下となった場合に、当該2レンジ又はLレンジの最小変速比C2LO 又はCLLO をDレンジの最小変速比CDLO まで小さくすることで、マップ検索等により設定される無段変速機の変速比を小さくして,エンジンブレーキによる駆動輪への制動力を小さくすると共に、路面がタイヤを介して車輪を回転しようとする駆動力に対する無段変速機の慣性トルクを小さくし、これにより車輪速が増速復帰し易い状況を構成する。
請求項(抜粋):
変速シフトポジションに少なくとも通常走行レンジ及びエンジンブレーキレンジを備え、前記変速シフトポジションに通常走行レンジが選択されたときには通常走行に好適な通常走行変速比制御領域で無段変速機の変速パターンを制御し且つ前記変速シフトポジションにエンジンブレーキレンジが選択されたときには前記通常走行変速比制御領域よりも最小変速比の大きいエンジンブレーキ変速比制御領域で無段変速機の変速パターンを制御する変速パターン制御手段を備えた無段変速機の制御装置において、車輪回転の減速度を検出する車輪回転減速度検出手段を備え、前記変速パターン制御手段は、前記車輪回転減速度検出手段で検出された車輪回転減速度検出値が所定車輪回転減速度値以上のときに,前記エンジンブレーキ変速比制御領域の最小変速比を所定変速比まで小さく変更する変速パターン変更手段を備えたことを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (5件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/10 ,  F16H 59:08 ,  F16H 59:48 ,  F16H 59:66
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-189460
  • 特開平4-203665
  • 自動変速機の変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-193403   出願人:ジヤトコ株式会社
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