特許
J-GLOBAL ID:200903066881487280

電動油圧ポンプユニットおよび小口径管推進装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-245923
公開番号(公開出願番号):特開平9-088839
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】エネルギーロスが小さく、コンタミネーションの影響を受けず、かつ容量や外径寸法が小さな油圧源を用いることが可能な電動油圧ポンプユニット、およびその電動油圧ポンプユニットを用いた小口径管推進装置を提供する。【解決手段】シリンダ6を駆動する油圧ポンプ3の駆動源を三相誘導電動機1に求める電動油圧ポンプユニットにおいて、インバータ8を三相誘導電動機1の電源供給ラインに介装する。また、演算器11において、油圧検出器10で検出した吐出圧力信号S2をもとに三相誘導電動機1がオーバーロードにならないような範囲で限界吐出量Q0、さらには三相誘導電動機1の限界速度v0を求め、三相誘導電動機1の速度が限界速度v0以下になるように、即ち油圧ポンプ3の吐出流量が限界吐出量Q0以下となるようにインバータ8を制御する。
請求項(抜粋):
アクチュエータに圧油を供給する油圧ポンプの軸と電動機の軸とが継手を介して連結され前記油圧ポンプを前記電動機で駆動する電動油圧ポンプユニットにおいて、前記電動機への電源供給ラインに介装されたインバータと、前記電動機の回転速度を設定しその回転速度に基づく速度設定信号を出力する速度設定手段と、前記油圧ポンプの吐出ラインに設けられその油圧ポンプの吐出側圧力を検出してその圧力に基づく吐出圧力信号を出力する吐出圧力検出手段と、前記速度設定手段からの速度設定信号および前記吐出圧力検出手段からの吐出圧力信号を入力し、前記電動機の容量に対応する前記油圧ポンプの吐出流量と吐出圧力の関係に基づき前記電動機がオーバーロードにならないような限界速度を求め、前記限界速度と前記速度設定信号に対応する回転速度とを比較していずれか低い方の速度に対応する信号を速度指令信号として前記インバータに対して出力する演算器と、を有することを特徴とする電動油圧ポンプユニット。

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