特許
J-GLOBAL ID:200903066890730104

位相制御装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-201830
公開番号(公開出願番号):特開平6-028774
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 サンプリングサーボ方式の記録媒体に記録されているサーボ信号を適切に読み出せるようにする。【構成】 記録データに先だって少なくとも1クロック前後に記録ピットが現われない所定ビットパターンからなるプリアンブル信号を記録し、プリアンブル信号の記録ピットの前後のタイミングでサンプリングした再生データの差分データに基づいて、サンプリングクロックの遅延時間を制御する。【効果】 プリアンブル信号の記録ピットが欠落していても、サンプリングクロックの遅延量を適切に制御できる。
請求項(抜粋):
クロックマークを含むサーボパターンが一定間隔で記憶媒体に記録されているサンプリングサーボ方式により再生データのサンプリングクロックの位相を制御するとともに、そのサンプリングクロックでサンプリングした再生信号のレベルに基づいてサンプリングクロックの遅延時間を制御する位相制御装置において、記録データに先立って少なくとも1クロック前後に記録ピットがあらわれない所定ビットパターンからなるプリアンブル信号を記録するプリアンブル記録手段と、上記サンプリングクロックの遅延時間の設定値を出力する遅延データ発生手段と、上記プリアンブル信号の記録ピットの前後の上記サンプリングクロックのタイミングで得られた再生データの信号レベルの差分を検出する差分データ検出手段と、プリアンブル信号検出時、上記遅延データ発生手段から出力させる遅延時間設定値を所定の複数ステップに周期的に順次切り換えて上記サンプリングクロックの遅延時間を周期的に切り換え、遅延時間設定値が同一値のときに上記差分データ検出手段により検出された複数の差分データの平均値を算出し、その差分データの平均値に基づいて上記サンプリングクロックの最適遅延量を算出し、プリアンブル信号検出後は、上記サンプリングクロックの遅延量をその算出した最適遅延量に設定する制御手段を備えたことを特徴とする位相制御装置。
IPC (2件):
G11B 20/10 351 ,  G11B 20/14 341
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-069865

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