特許
J-GLOBAL ID:200903066891555446

芳香族炭化水素からメタキシレンの吸着分離法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287706
公開番号(公開出願番号):特開平8-143485
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明はC8芳香族炭化水素原料を商業的規模において極めて有利にメタキシレンの分離回収する方法を提供する。【構成】 吸着剤としてナトリウム交換Yゼオライトを用いた液相吸着分離によって他のキシレン類を含むC8芳香族炭化水素からメタキシレンを回収する方法において、吸着剤を狭い範囲の温度に維持して、さらに吸着ステップにおける水和作用によって改良される方法である。そして、水和レベルは、上記吸着剤が500°Cの温度下で3.0重量%のLOIを有する程度であり、吸着温度は100〜145°Cの範囲である。好ましい実施例においては、リチウムとナトリウムの両方ともYゼオライト内に置換される。
請求項(抜粋):
メタキシレンと少なくとも1の他のC8芳香族炭化水素とにより構成される混合物からメタキシレンを分離する方法において、上記混合物を吸着条件でナトリウムイオンを含むYゼオライトで構成される吸着剤と接触させ、それによって、該吸着剤上にメタキシレンを選択的に吸着すると同時に、該混合物の未吸着部分を該吸着剤との接触から取出し、メタキシレンを脱着条件下で脱着剤によって回収する。そして、吸着条件が100〜150°Cの温度で、吸着剤が500°Cで1.5〜3.0重量%の灼熱減量(LOI)を示す水和レベルを有することを特徴とするメタキシレン分離方法。
IPC (3件):
C07C 15/08 ,  B01D 15/00 ,  C07C 7/13
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • メタキシレンの分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-186052   出願人:千代田化工建設株式会社
  • 特開昭58-034010
  • 特開昭56-158103
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