特許
J-GLOBAL ID:200903066891565450

換気棟構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-240401
公開番号(公開出願番号):特開平9-078782
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【目的】屋根下への雨水の侵入を防ぎながら、該屋根下の自然換気を行なうことができる換気棟構造を提供する。【構成】棟木1の両側の屋根板3,3の間に開口5を形成する。両側部の下面側に屋根板3に沿って傾斜した中空体16を有する棟板構造物6を上記開口5が覆われるように棟部に被せる。上記中空体16の上壁に貫通孔17を形成し、該貫通孔17よりも棟芯寄りに位置する上側の側壁11bに通気孔18を形成し、該貫通孔17よりも棟芯の反対側に位置する下側の側壁11cに排水口19を形成する。外気は上記貫通孔17より中空体16の内部に入り、通気孔18及び開口5を経て屋根下に入る。また、屋根下からは外気とは逆の径路を通って外に空気が流れる。雨天時に上記貫通孔17から中空体16の内部に入った雨水は中空体16の底壁11aを伝って排水口19に至り、この排水口19から屋根板3の上に排出される。
請求項(抜粋):
棟木に所定間隔で配設された垂木に屋根板が野地板を介して葺かれている屋根の換気棟構造であって、上記棟木両側の屋根板の間に形成された屋根下の換気のための開口と、上記棟木に沿ってその長手方向に延び両側部が上記両側の屋根板の各々に沿って左右に下降傾斜した山形に形成されていて、その両側部に下面側へ膨出した内部が中空の中空体が形成された棟板構造物とを備え、上記棟板構造物が上記屋根板間の開口を跨ぎ、該棟板構造物の両側の中空体が上記両側の屋根板に載置されていて、上記棟板構造物の各中空体の上壁に、該中空体内部への外気の導入と該中空体内部から外部への空気の排出とを行なうための貫通孔が形成され、上記中空体の上記貫通孔よりも棟芯寄りに位置する上側の側壁に、該中空体内部と当該棟板構造物で覆われた上記開口の上方空間とを屋根下の換気のために結ぶ通気孔が形成され、上記中空体の上記貫通孔よりも棟芯の反対側に位置する下側の側壁に、上記貫通孔から該中空体内部に侵入した水を排出する排水口が形成されていることを特徴とする換気棟構造。
IPC (2件):
E04D 13/16 ,  E04D 3/40
FI (2件):
E04D 13/16 G ,  E04D 3/40 C

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