特許
J-GLOBAL ID:200903066893626006

FRP成形体の成形方法及びFRP製品及び水門の扉体のスキンプレート、水門の扉体の桁材、水門の扉体のガセットプレート、水門の扉体、水門の戸当り、及び水路・河川・湖沼・海岸用製品またはその部品並びに歩道橋またはその部品及び管理橋または歩道橋の踏み板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-127232
公開番号(公開出願番号):特開2004-042610
出願日: 2003年05月02日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】ハンドレイアップ法において、成形圧力・成形温度を高めることによって、FRP成形体強度の向上と成形時間の短縮を図ること。【解決手段】型を準備してから(S1〜S4)ハンドレイアップ法の工程を実施する。ガラスクロスを型内に敷いて(S5)不飽和ポリエステル樹脂及び硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならして(S6)積層体が所定の厚さになるまで繰り返し、ガラスマットを積層体の上に敷いて(S7)不飽和ポリエステル樹脂及び硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならして(S8)積層体が所定の厚さになるまで繰り返す。積層体の上に電気ヒータを備えたプレス機を置いて、約140°Cに加熱しながらプレス機によって約50kgf/cm2 で加圧する(S9)。積層体の内部の空気が押し出されて密な構造となり、高温で加熱されることによってより強度の高いFRP成形体となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ハンドレイアップ法によるFRP成形体の成形方法であって、 型を組み立てる工程と、 前記型の内面に離型剤を塗布する工程と、 前記型の内面の離型剤の上からゲルコートを塗布する工程と、 前記型の下に設けられた加熱手段によって前記ゲルコートを加熱して硬化させる工程と、 繊維クロス及び/または繊維マットを前記ゲルコートの上に積層する手順と、熱硬化性樹脂を前記繊維クロス及び/または繊維マットの上から塗布ロールによって塗布する手順と、前記加熱手段によって前記熱硬化性樹脂を略常温〜50°Cの範囲の低温で硬化させる手順を成形体が所定の高さになるまで繰り返す工程と、 前記成形体の上面に第2の加熱手段を有する加圧手段を設置して、圧力を掛けて所定の厚さにするとともに前記成形体中の空気を抜きつつ、前記成形体を前記加熱手段と前記第2の加熱手段によって略50°C〜140°Cの範囲の高温で加熱する工程と、 前記成形体が冷却した後、前記型から離型する工程と を具備することを特徴とするFRP成形体の成形方法。
IPC (2件):
B29C70/30 ,  E02B7/20
FI (2件):
B29C67/14 E ,  E02B7/20 Z
Fターム (15件):
4F205AA41 ,  4F205AD16 ,  4F205AH43 ,  4F205AH45 ,  4F205HA03 ,  4F205HA08 ,  4F205HA22 ,  4F205HA33 ,  4F205HB01 ,  4F205HC05 ,  4F205HC06 ,  4F205HK05 ,  4F205HK24 ,  4F205HM16 ,  4F205HT04
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • ゲルコート付きFRP成形品の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-004212   出願人:日立化成工業株式会社
  • 特開昭60-124237
  • 特開昭63-176138
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