特許
J-GLOBAL ID:200903066899937577

楕円振動部品供給機の駆動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293556
公開番号(公開出願番号):特開平5-105220
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】[目的] 任意の振動角、長軸、短軸における振巾の楕円振動を得ること。[構成] 振動検出器40がボウル2に取り付けられ、この出力が、コンピュータ45に供給される。ここで数式1に従って、このときのボウル2の振動角、長軸における及び短軸における振巾が演算され、これが比較器61、62、63に供給される。これらには、他方振動設定部60より、所望の振動角、長軸における振巾及び短軸における振巾がデジタル値として供給されている。ここでこれら設定値との差が導出され、コンピュータ45に供給される。数式1に基いて、これら差に応じた制御出力を垂直駆動部70及び水平駆動部71に供給される。更に移相器73に供給され、垂直駆動部70及び水平駆動部71に接続される各コイルの印加電圧及びこれらの間の位相差が調節され、よって振動設定部60で設定された振動角及び長軸及び短軸における振巾でボウル2は振動する。
請求項(抜粋):
内周壁部にスパイラル状の部品移送用トラックを形成させた部品受容器、該部品受容器を水平方向に振動可能に支持する水平振動用弾性手段、前記部品受容器を水平方向に加振するための水平駆動電磁石、前記部品受容器を垂直方向に振動可能に支持する垂直振動用弾性手段、前記部品受容器を垂直方向に加振するための垂直駆動電磁石を備え、前記水平駆動電磁石用コイルと前記垂直駆動電磁石用コイルに供給される各電圧に位相差をもたせることにより前記部品受容器に楕円振動を行わせるようにした楕円振動部品供給機の駆動制御方法において、第1の所定方向の振動を検出する第1の振動検出素子を前記部品受容器の振動方向に平行な面に取り付け、前記第1の所定方向とは直角方向の第2の所定方向の振動を検出する第2の振動検出素子を前記部品受容器の振動方向に平行な面に取り付け、前記第1の振動検出素子の出力aと前記第2の振動検出素子の検出出力bとこれらの間の位相差φから、前記部品受容器の楕円振動の長軸方向の振巾A、短軸方向の振巾B及び振動角θを次式の演算で求めるようにし、これらの結果と、長軸方向の振巾、短軸方向の振巾及び長軸の振動角の各設定値との差に基いて、前記垂直駆動電磁石と水平駆動電磁石との駆動電流及び前記移送差を調節する手段を自動的に調節して前記各設定値で前記部品受容器を振動させるようにしたことを特徴とする楕円振動部品供給機の駆動制御方法:A2 =(acosθ)2 +(b sinθ)2 +ab sin2θ・cosφ、B2 =(a sinθ)2 +(b cosθ)2 -ab sin2θ・cosφ、tan2θ=2ab cosφ/(a2 -b2 ):
IPC (5件):
B65G 27/24 ,  B06B 1/04 ,  B65G 27/02 ,  G05D 19/02 ,  B65G 65/44
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-172317

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