特許
J-GLOBAL ID:200903066903729224

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-258252
公開番号(公開出願番号):特開平9-075335
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 肺がん検診などのX線CT検査において、X線被曝量の低下と検査時間の短縮を図ることができるX線CT装置を提供する。【解決手段】 X線CT装置にスキャン終了を判定する判定回路部24を設け、この判定回路部24にスキャン開始領域のX線検出器15の出力信号に関係づけられる判定閾値を保持し、継続するスキャン領域のX線検出器の出力信号と比較する。計測部位が肺など他の組織に比べ透過X線量が大きい場合には、判定閾値は出力値の合計の下限として設定され、継続するスキャン領域のX線検出器の出力信号が判定閾値以上であるとスキャンを継続し、判定閾値より小であるとスキャン終了制御信号が出されスキャンが終了する。X線検出器の出力信号を直接スキャン範囲の判定に使用するため、検査時間を短くでき、しかも余分なX線被曝を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
X線管からX線を照射しX線検出器で検出するスキャナガントリ部と、前記スキャナガントリ部で検出した計測データを収集し演算処理するデータ処理部と、前記データ処理部で処理されたデータからX線CT画像を出力するディスプレイモニタとを備えたX線CT装置において、前記スキャナガントリ部は、前記スキャナガントリ部の運転を制御するスキャナガントリ制御回路を備え、前記データ処理部は、前記X線検出器の出力値と所定の判定閾値とを比較し、前記出力値が前記判定閾値で画定される範囲外となる場合に前記スキャナガントリ制御部にスキャン終了信号を出力する判定回路を備えたことを特徴とするX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 330
FI (2件):
A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 330 B

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