特許
J-GLOBAL ID:200903066910448532

データ送信方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-512714
公開番号(公開出願番号):特表2003-505971
出願日: 2000年07月13日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】高ビット・レートDMT信号を供給する方法は、複数のDMTトーン上で情報を供給し、複数のDMTトーンの内少なくとも2つが並列に情報を送ることを含む。並列に情報を送るトーンの内、少なくとも1つは、SNRが低すぎるため、単独では、送信しようとしているビット数のためには用いることができない。このため、受信機においてトーンをコヒーレントに「結合」することにより、所望のBERにおいて、並列に送信するビット数を搬送するのに十分なSNRを総合的に発生する。単独では1ビットの情報を搬送不可能なトーンを2つ以上共に用いて、受信機において十分なSNRを得て、1つ以上のビットを送信することも可能である。同様に、単独では2ビットの情報を搬送不可能なトーンを2つ以上並列送信によって共に用いて、受信機において十分なSNRを得ることも可能である。更に、1つ以上のビットを搬送可能な第1トーンのビット搬送容量は、いずれの情報ビットも搬送不可能な1つ以上の追加のトーンと並列に、送信するビット数を増すことによって、高めることができる。本発明の別の実施形態によれば、2つ以上のDMTトーンを並列に送る代わりに、複数のDMTシンボルにわたって1つ以上のDMTトーンを繰り返し、コヒーレントに「結合」して、繰り返しトーンによって搬送されるビット数を搬送するのに十分なSNRを総合的に発生する。
請求項(抜粋):
離散マルチトーン技術(DMT)を利用して、チャネルを通じて第1モデムから第2モデムにデータを送信する方法であって、前記DMTが各シンボルにおいて複数のトーンを利用し、前記方法は、 a)前記チャネル上において所定のビット・エラー・レート(BER)で所定の最少ビット数を搬送可能な第1トーンを、前記複数のトーンから検知するステップと、 b)前記所定のBERで、前記所定の最少ビット数を搬送不可能な第2トーンを、前記複数のDMTトーンから検知するステップと、 c)前記第1モデムの送信機において、前記第2トーンに、前記第1トーン上で搬送する同一情報を並列に与えるステップと、 d)前記第1および第2トーンを前記チャネル上で送信するステップと、から成る方法。
Fターム (3件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD23

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