特許
J-GLOBAL ID:200903066915310229

製紙用添加剤

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-092975
公開番号(公開出願番号):特開平9-256294
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【目的】製紙工場において板紙製造時、ワイヤー上の水切れを促進し、成紙の紙質を向上させる製紙用添加剤を製造する方法を提供する。【構成】ポリアクリルアミド系紙力増強剤に水溶性ポリマー分散液および/または水溶性ポリマーエマルジョンを混合することにより目的を達成することができる。ポリアクリルアミド系紙力増強剤に対する水溶性ポリマー分散液および/または水溶性ポリマーエマルジョンの固形分当たりの混合比は99:1〜70:30、また水溶性ポリマー分散液および/または水溶性ポリマーエマルジョンを構成するポリマーの固有粘度が3以上(1規定食塩水中、25°C測定)であることが望ましい。
請求項(抜粋):
【請求項 1】ポリアクリルアミド系紙力増強剤と塩水溶液中に分散させた水溶性ポリマー分散液および/または油中水型水溶性ポリマーエマルジョンとを混合することを特徴とする製紙用添加剤。【請求項 2】ポリアクリルアミド系紙力増強剤が少なくともアニオン性単量体、カチオン性単量体、およびアクリルアミドからなる単量体混合物より生成した重合体であることを特徴とする請求項1に記載の製紙用添加剤。【請求項 3】ポリアクリルアミド系紙力増強剤と塩水溶液中に分散させた水溶性ポリマー分散液および/または油中水型水溶性ポリマーエマルジョンのポリマー固形分の比が99:1〜70:30であることを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の製紙用添加剤。【請求項 4】塩水溶液中に分散させた水溶性ポリマー分散液または油中水型水溶性ポリマーエマルジョンを構成するポリマーの固有粘度が3以上(1規定食塩水中、25°C測定)であることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の製紙用添加剤。【請求項 5】ポリアクリルアミド系紙力増強剤と塩水溶液中に分散させた水溶性ポリマー分散液および/または油中水型水溶性ポリマーエマルジョンとを混合するに先立って紙力増強剤に無機塩類を添加することを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の製紙用添加剤。【請求項 6】ポリアクリルアミド系紙力増強剤と塩水溶液中に分散させた水溶性ポリマー分散液および/または油中水型水溶性ポリマーエマルジョンとの混合液ポリマー濃度が20重量%以上、40重量%以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項5に記載の製紙用添加剤。【請求項 7】塩水溶液中に分散させた水溶性ポリマー分散液または油中水型水溶性ポリマーエマルジョンを構成するポリマーが少なくともアクリルアミドおよびカチオン性単量体混合物を含有する重合体であることを特徴とする請求項1ないし請求項6に記載の製紙用添加剤。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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