特許
J-GLOBAL ID:200903066917859570

透明電導性積層体及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石丸 康平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282444
公開番号(公開出願番号):特開平10-130038
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 建築用窓材、車両用、船舶用或いは航空機用の窓材等各種ガラス物品に使用可能な透明電導性積層体からなるニュ-トラル系色調で光彩を低減した、高視認性の電導性ガラスや断熱ガラスを簡便に効率よく得る。【解決手段】 屈折率が1.51以上1.53以下の透明ガラス基板と、屈折率が1.8 以上2.0 以下で膜厚が0.15μ以上1.0 μ以下の透明導電性薄膜との間に、屈折率が1.6 以上1.8 以下の中間屈折率層を設けることにより、導電被膜の反射率を下げると共に反射光の色調を中性化した透明電導性積層体において、中間屈折率層を酸化アルミニウムを主成分とし、酸化チタン、酸化錫、酸化クロムのうち少なくとも1種を副成分として20モル%以下の範囲で複合した被膜層とし、かつ該中間屈折率層の厚み方向に該副成分を実質的に均一に含有させることによって屈折率を調整し、しかも透明電導性積層体における膜面反射色の刺激純度を10%以下になるようにする。
請求項(抜粋):
屈折率が1.51以上1.53以下の透明ガラス基板と、屈折率が1.8 以上2.0 以下で膜厚が0.15μ以上1.0 μ以下の透明導電性薄膜との間に、屈折率が1.6 以上1.8 以下の中間屈折率層を設けることにより、導電被膜の反射率を下げるとともに反射光の色調を中性化した透明電導性積層体において、該中間屈折率層が酸化アルミニウムを主成分とし、酸化チタン、酸化錫、酸化クロムのうち少なくとも1種を副成分として20モル%以下の範囲で複合した被膜層であって、かつ該中間屈折率層の厚み方向に該副成分を実質的に均一に含有させることによって前記屈折率を調整し、しかも前記透明電導性積層体における膜面反射色の刺激純度を10%以下になるようにしたことを特徴とする透明電導性積層体。
IPC (6件):
C03C 17/34 ,  B60J 1/00 ,  C23C 16/30 ,  E06B 9/24 ,  H01B 5/14 ,  B60S 1/02
FI (6件):
C03C 17/34 Z ,  B60J 1/00 H ,  C23C 16/30 ,  E06B 9/24 Z ,  H01B 5/14 A ,  B60S 1/02 A

前のページに戻る