特許
J-GLOBAL ID:200903066918165190

自動開閉式洋傘

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-311992
公開番号(公開出願番号):特開平11-137316
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 自動開き型の洋傘において、釦を片手で押す事により閉傘を行ないうるようにする。【解決手段】 支え骨ろくろ16とストッパ3、スライダ4及びその上部蓋5並びに雌爪Fを形成した筒クッラチ6は連結してあり一体構造となっている。支え骨ろくろ16と受け骨ろくろ14の間には開傘用コイルスプリング11が設けてある。閉傘用コイルスプリング12の一端が上部蓋5に接着してあり、他端はマンドレル上部8に接着してある。マンドレル上部8は雄爪Mと一体構造をなし、マンドレル2を上部蓋5の方向へ押しつけることにより、雄爪Mの弾力及び閉傘用コイルスプリング12の捩じりに対する復元力により、雄爪Mと雌爪Fが噛み合い閉傘用コイルスプリング12は圧縮された状態を維持し、受け骨ろくろ14、開傘用コイルスプリング11を傘ハンドル28側へ押しつけていた弾発力を解除する。解除釦20を押し下げ閉傘時の係止爪22を支え骨ろくろ16と一体をなすストッパ3で解除することにより開傘する。
請求項(抜粋):
中空支柱(1)の軸方向に摺動可能で一体をなす支え骨ろくろ(16)とストッパ(3);前記中空支柱(1)の軸方向に摺動可能な受け骨ろくろ(14);前記ストッパ(3)と前記受け骨ろくろ(14)との間で前記中空支柱(1)の外周に介在された開傘用コイルスプリング(11);及び同開傘用コイルスプリング(11)が圧縮された閉傘状態を解放して開傘させるための釦;を有する洋傘において;前記中空支柱(1)の周りに軸方向に摺動自在にマンドレル(2)を嵌め;同マンドレル(2)の周りに前記ストッパ(3)と前記受け骨ろくろ(14)をそれぞれ軸方向に摺動自在に嵌め;前記ストッパ(3)に固着されてマンドレル(2)の外側を先端方向に伸びるスライダ(4)と;同スライダ(4)の上部蓋(5)とマンドレル上部(8)との間に介在された閉傘用コイルスプリング(12)と;を設けるとともに、前記マンドレル上部(8)と前記上部蓋(5)の一方に雌爪(F)を有する筒クラッチ(6)、他方に雄爪(M)を設け;同雌爪(F)と雄爪(M)は、傘ハンドル(28)を傘先端方向に押すことにより前記閉傘用コイルスプリング(12)が縮められると互いに係合して前記閉傘用コイルスプリング(12)の圧縮状態を維持するように構成されており;かつ、傘ハンドル(28)の近傍に設けられた釦(20)で操作され、係合状態にある前記雌爪(F)と雄爪(M)の係合を解除するための解除手段を設けた;ことを特徴とする自動開閉式洋傘。

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