特許
J-GLOBAL ID:200903066918206546

減衰力可変ショックアブソーバ及びその制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144408
公開番号(公開出願番号):特開平5-169958
出願日: 1992年06月04日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 1個の可動部を有するバルブ手段によって伸び側減衰力と縮み側減衰力を両方独立に制御可能な減衰力可変ショックアブソーバ、および様々な走行状況に応じて伸び側減衰力および縮み側減衰力を制御する減衰力可変ショックアブソーバ制御装置を提供すること。【構成】 ピストンロッド103の下端部が筒状に形成され、筒内に制御バルブ10、縮み側専用流路11、伸び側専用流路12が設けてあり、縮み側専用流路11、伸び側専用流路12は、それぞれピストンロッド103に設けた板状逆止弁109、110によって開閉され、上部液室1aと連通する。また、制御バルブ10には、縮み側専用孔15と伸び側専用孔16が形成されており、制御バルブ10の回転により、図2(b)、図2(c)に示すように制御バルブ10内の副流路14と縮み側専用流路11、伸び側専用流路12を連通あるいは遮断することができるようになっている。
請求項(抜粋):
作動流体が貯えられたシリンダと、前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、シリンダの内部を上部室と下部室に区分けするピストン部材と、前記上部室から前記下部室への作動流体の流通を許容する第1の連通路と、前記下部室から前記上部室への作動流体の流通を許容する第2の連通路と、第1の連通路の流路面積を調節する第1の孔、第2の連通路の流路面積を調節する第2の孔を配置し、第1の位置、第2の位置、第3の位置に停止するバルブ手段とを備え、前記バルブ手段が第1の位置に停止したときは第1の孔は第1の連通路の流路面積を小、第2の孔は第2の連通路の流路面積を小とする位置に、バルブ手段が第2の位置に停止したときは第1の孔は第1の連通路の流路面積を小、第2の連通路の流路面積を大とする位置に、バルブ手段が第3の位置に停止したときは、第1の孔は第1の連通路の流路面積を大、第2の孔は第2の連通路の流路面積を小とする位置になるように前記第1の孔と第2の孔が配置されていることを特徴とする減衰力可変ショックアブソーバ。
IPC (4件):
B60G 17/015 ,  B60G 17/08 ,  F16F 9/44 ,  F16F 9/50

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