特許
J-GLOBAL ID:200903066927737503

コークス炉ガス液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109779
公開番号(公開出願番号):特開平9-290290
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 コークス炉ガス液(安水)のチオシアン成分を分解する生物学的硝化脱窒法を確立すること。【解決手段】 安水1は希釈水2とともに第1脱窒槽Aに入り、次の硝化槽Bからの硝化液の一部を第1脱窒槽Aに循環させて排水のBOD(SCN)を使って嫌気雰囲気で脱窒菌の作用で脱窒させる。BOD不足分はMeOH5を添加して補う。硝化槽BでNH4-N成分は硝化菌により酸化されNOxとなり、第1脱窒槽Aへの循環分と処理水分に分配される。硝化槽BではNOxが生成してpHが低下し、硝化菌の活性を低下させるのでアルカリ6を添加し、pHを6.5〜8.5に維持する。第2脱窒槽Cでは硝化液にMeOH5を添加して嫌気雰囲気で脱窒する。再曝気槽Dでは余剰のBOD分を活性汚泥に消化させ、硝化脱窒された水は沈澱槽Eにおいて処理水と濃縮活性汚泥に分離される。分離された濃縮活性汚泥3の大部分は第1脱窒槽Aに返送される。
請求項(抜粋):
コークス炉ガス液を嫌気性雰囲気にある脱窒槽に導入し、その後好気性雰囲気にある硝化槽において、窒素化合物を硝化する窒素除去を兼ねた活性汚泥を用いるコークス炉ガス液の処理方法において、脱窒槽に後段の硝化槽から硝化液を循環させて、コークス炉ガス液中のチオシアン酸成分を含む有機物を水素供与体として利用することを特徴とするコークス炉ガス液の処理方法。
IPC (2件):
C02F 3/30 ZAB ,  C02F 3/34 101
FI (2件):
C02F 3/30 ZAB Z ,  C02F 3/34 101 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-071599
  • 特開昭60-054792
  • 特開昭63-126599
引用文献:
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