特許
J-GLOBAL ID:200903066929490211
無線機の受信感度ダイバーシチ測定方法およびその装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188727
公開番号(公開出願番号):特開平10-022889
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】信号発生器の出力波形の連続性を保ち、フェージングシミュレータに連続した波形を入力し、安定したフェージング振幅分布を得る。アンテナ入力レベルの差を抑えた無線機の受信感度ダイバーシチ測定を行う。【解決手段】無線機のアンテナまでの各ルートの挿入損失を求める(S1)。その中の最大挿入損失を求める(S2)。各減衰器の補正値の整数部を算出する(S3)。減衰器を補正した後の平均挿入損失を算出する(S4)。信号発生器の送信レベルから平均挿入損失と指定入力レベルを引いて、減衰器の平均減衰量を算出する(S5)。平均減衰量の整数部と各減衰器の補正値の整数部とを加え、各減衰器の設定をする(S6)。信号発生器の一定レベルから前記平均減衰量の小数部を引いたレベルに、信号発生器のレベルを設定する(S7)。
請求項(抜粋):
信号発生器から一定レベル(LO )の信号を複数ルートに分配して送出し、シミュレータで前記各ルートでフェージングを発生させ、そのフェージング特性を有する信号を、指定入力レベル(Li )で複数のアンテナを備えた無線機に送出して試験を行う無線機の受信感度ダイバーシチ測定方法において、前記シミュレータからの各ルートの出力から無線機のアンテナまでの各ルートに挿入された複数の減衰器(ATT)を含む挿入損失を求める挿入損失測定段階(S1)と、該挿入損失測定段階で求めた各ルートの挿入損失のうち最大挿入損失を求める最大挿入損失検索段階(S2)と、該最大挿入損失と各アンテナまでの各ルートの挿入損失とから各減衰器の補正値の整数部を算出する補正値算出段階(S3)と、該補正値の整数部で各減衰器を補正した後の平均挿入損失を算出する平均挿入損失算出段階(S4)と、前記信号発生器の送信レベルから前記平均挿入損失と指定入力レベルを引いて、前記減衰器の平均減衰量を算出する平均減衰量算出段階(S5)と、該平均減衰量の整数部と前記各減衰器の補正値の整数部とを加え、各減衰器の設定をする減衰器設定段階(S6)と、前記信号発生器の一定レベルから前記平均減衰量の小数部を引いたレベルに、信号発生器のレベルを設定する信号発生器レベル設定段階(S7)とからなることを特徴とする無線機の受信感度ダイバーシチ測定方法。
IPC (2件):
FI (3件):
H04B 7/08 A
, H04B 17/00 J
, H04B 17/00 C
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