特許
J-GLOBAL ID:200903066938711603

磁気共鳴イメージング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272941
公開番号(公開出願番号):特開平11-104108
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】MRI装置によるマルチスライス撮影において各スライスでの静磁場補正を精度よく行い、画像やスペクトルの歪みを解消する。【解決手段】複数のスライスについて順次励起、信号計測を行い複数のスライスについての画像或いはスペクトルを再構成するMRI方法において、複数のスライス面を含む第1の空間について静磁場分布を計測し、その静磁場分布に基づき第1の空間の静磁場の不均一を補正する第1の付加的磁場を発生し、第1の付加的磁場の存在下で複数のスライス面の各々に対応する第2の空間についてそれぞれ静磁場分布を計測し、それら静磁場分布に基づき第2の空間の静磁場の不均一を補正する第2の付加的磁場の強度を求め、複数のスライス面の撮像を、第1の付加的磁場及び対応する第2の付加的磁場を発生させた状態で行う。第2の付加的磁場は1次項のみとし傾斜磁場のオフセットで実現する。これによりスライスの切換えに伴い高速にシムチャンネルを切換えることができる。
請求項(抜粋):
静磁場中に置かれた検査対象に、高周波磁場、傾斜磁場を所定のパルスシーケンスで印加し、前記検査対象の複数のスライス面を順次励起するとともに前記複数のスライス面から生じる核磁気共鳴信号を順次検出し、前記核磁気共鳴信号をもとに前記複数のスライス面の画像或いはスペクトル情報を画像化する磁気共鳴イメージング方法において、前記複数のスライス面を含む第1の空間について静磁場分布を計測し、その静磁場分布に基づき前記第1の空間の静磁場の不均一を補正する第1の付加的磁場を発生し、前記第1の付加的磁場の存在下で前記複数のスライス面の各々に対応する第2の空間についてそれぞれ静磁場分布を計測し、それら静磁場分布に基づき前記第2の空間の静磁場の不均一を補正する第2の付加的磁場の強度を求め、前記複数のスライス面の撮像を、前記第1の付加的磁場及び対応する第2の付加的磁場を発生させた状態で行うことを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/3875
FI (2件):
A61B 5/05 332 ,  G01N 24/06 520 J

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