特許
J-GLOBAL ID:200903066942870430

リトラクタ噛み合い機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026588
公開番号(公開出願番号):特開平9-226518
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】パウルとフレームのラチェット歯との噛み合いの制御を容易にする。【解決手段】フレームに対するシャフトの回転を阻止するリトラクタ噛み合い機構は、シャフトに対して偏心的に設けられるとともに、このシャフトとともに回転し、フレームのラチェット歯と噛み合い位置に移動可能なパウル7を備えている。ロックギヤ4は選択的にシャフトとともに回転可能であり、このロックギヤ4が例えばセンサ機構によりシャフトとともに回転するのをロックされたとき、ロックギヤ4とパウル7との間に配設されたカムフォロア装置により、パウル7は噛み合い位置に回動される。シャフト1と同軸的にかつ独立して回動可能に取付けられた釣合質量10は、噛み合い位置への移動に対抗するトルクをパウル7に加えるように設けられており、これによりパウル7とラチェット歯との噛み合いを遅らせる。
請求項(抜粋):
フレームに対するシャフトの回転を阻止するリトラクタ噛み合い機構であり、ラチェットを有するフレームと、ウェビングを巻取り可能にとされるとともに、フレームに回転可能に取付けられたシャフトと、前記シャフトの軸を中心として前記シャフトとともに回転可能に設けられるとともに、前記フレームに対する前記シャフトの回転を阻止するために前記フレーム上の前記ラチェットと噛み合う噛み合い位置に移動可能にかつシャフトに対して偏心的に設けられたパウルと、選択的にシャフトとともに回転可能なロックギヤと、前記ロックギヤが前記シャフトとともに回転するのをロックされたときに前記パウルを前記噛み合い位置に動かすように、前記ロックギヤとパウルとの間に設けられたカムフォロア装置と、前記パウルの前記噛み合い位置への移動に対抗する力を前記パウルに加えるために前記パウルと係合可能であり、これにより前記パウルと前記前記ラチェットとの噛み合いを遅らせる、回転可能に設けられた釣合質量とからなることを特徴とするリトラクタ噛み合い機構。

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