特許
J-GLOBAL ID:200903066960592669

波長可変バンドパスフィルタモジュール、波長可変合波器、波長可変分波器、及び波長可変合分波器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-035168
公開番号(公開出願番号):特開2003-233046
出願日: 2002年02月13日
公開日(公表日): 2003年08月22日
要約:
【要約】【課題】 光ネットワークシステムのアドドロップに用いられる波長可変バンドパスフィルタモジュールとこれを用いた波長可変の合波器、分波器、合分波器を提供すること。【解決手段】 基板1上に誘電体多層膜2を形成し、高屈折率膜Hと低屈折率膜Lを交互に積層する。そしてスペーサ層に代えて電気光学効果を有する電気光学薄膜Mを透明導電対薄膜Cで包み込んだものを屈折率可変層3として積層する。このようなキャビティを複数積層し、波長を可変する際には一旦全ての電圧を同一とし、次いで一部を目的の電圧とし、更に全ての電圧を目的の電圧に揃える。こうすれば過渡的な波長を経ることなく、選択波長を瞬間に切換えることができる。
請求項(抜粋):
波長可変バンドパスフィルタと、前記波長可変バンドパスフィルタに加える電圧を変化させるm(m≧2)台の可変電圧源と、前記各可変電圧源の夫々の電圧を制御する電圧制御部と、を具備し、前記波長可変バンドパスフィルタは、透明光学基板と、前記透明光学基板上に形成された誘電体多層膜と、を有し、前記誘電体多層膜は、m層のキャビティを積層して形成されたものであり、前記各キャビティは、互いに異なる屈折率を持ち、交互に積層された第1,第2の誘電体薄膜、及び前記第1,第2の誘電体薄膜の間に、電気光学効果により屈折率が変化する電気光学薄膜を透明導電体薄膜で挟み込んだ屈折率可変層を含むものであり、前記可変電圧源は、前記各キャビティの透明導電体薄膜を介して前記電気光学薄膜に夫々電圧を印加することによってその屈折率を変化させ、各キャビティの選択波長を変化させるものであり、前記電圧制御部は、前記各可変電圧源の出力電圧を同一の第1の電圧として選択波長を第1の波長とする状態、前記可変電圧源のうちの一部の電圧を第2の電圧とする状態、及び出力電圧を同一の第2の電圧として選択波長を第2の波長とする状態を切換えるように制御することを特徴とする波長可変バンドパスフィルタモジュール。
IPC (4件):
G02F 1/03 505 ,  G02B 5/28 ,  G02B 6/293 ,  G02F 1/05 502
FI (4件):
G02F 1/03 505 ,  G02B 5/28 ,  G02F 1/05 502 ,  G02B 6/28 C
Fターム (19件):
2H048GA04 ,  2H048GA13 ,  2H048GA24 ,  2H048GA25 ,  2H048GA36 ,  2H048GA51 ,  2H048GA62 ,  2H079AA02 ,  2H079AA12 ,  2H079AA13 ,  2H079BA01 ,  2H079CA07 ,  2H079DA03 ,  2H079DA04 ,  2H079EA12 ,  2H079EA28 ,  2H079EB15 ,  2H079EB17 ,  2H079FA02
引用特許:
出願人引用 (3件)

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