特許
J-GLOBAL ID:200903066977221230

畳み込み演算装置及び畳み込み演算プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮田 金雄 ,  高瀬 彌平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-348780
公開番号(公開出願番号):特開2004-184536
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】従来の装置では、Nサンプル時間の遅延量が発生し、リアルタイム性に問題があり、また他の装置では、所望の演算結果が正しく得られず、さらに、他の装置では、大きなノイズが発生する。【解決手段】入力信号の任意長さの信号に対して、ゼロ値を挿入して規定の長さにし、FFTを実施する。一方、インパルスレスポンスにゼロ値を挿入し、規定長にしたデータをFFTして得たスペクトルを予めメモリAに保存する。FFT手段の出力スペクトルとメモリAからのスペクトルとを係数ごとに乗算し、その出力に逆FFTを実施して規定の長さに分割し、複数のメモリBにより所望の処理フレームまで保存し、分割手段の出力と、先に処理されメモリBに保存された信号とをサンプル単位で加算し、この加算結果とさらに先に処理され他のメモリBに保存された信号とをサンプル単位で加算する処理を順次所定回数実施する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力信号に対して、任意の長さの信号をバッファリングするバッファと、 バッファにバッファリングされた信号に対して、ゼロ値を挿入し規定の長さにするゼロ値挿入手段と ゼロ値挿入手段の出力に対しFFTを実施するFFT手段と、 インパルスレスポンスにゼロ値を挿入し、規定の長さにしたデータをFFTして得たスペクトルを予め保存しておくメモリAと、 FFT手段の出力スペクトルとメモリAからのスペクトルとの2系列のスペクトルを係数ごとに乗算する乗算手段と、 乗算手段の出力に対し逆FFTを実施する逆FFT手段と、 逆FFT手段から出力されたサンプルを規定の長さで分割する分割手段と、 分割手段の出力を所望の処理フレームまでデータを保存しておく複数のメモリBと 分割手段の出力と、先に処理されメモリBに保存された信号との2系列の信号をサンプル単位で加算し、この加算結果とさらに先に処理され他のメモリBに保存された信号との2系列の信号をサンプル単位で加算する処理を順次所定回実施する複数の加算手段と、 を備える畳み込み演算装置。
IPC (3件):
G10L19/00 ,  G10L11/00 ,  G10L19/02
FI (3件):
G10L9/18 M ,  G10L7/04 G ,  G10L9/16
Fターム (2件):
5D045BA10 ,  5D045DA20
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 畳み込み演算装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-075617   出願人:日本ビクター株式会社
  • 特開平4-213162
  • 畳み込み演算装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-152204   出願人:日本ビクター株式会社
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