特許
J-GLOBAL ID:200903066981101223

無線機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004617
公開番号(公開出願番号):特開平9-200276
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】基地局を介して移動局間の通信を行なうシステムあるいは複信あるいは単信通信を行うシステムに用いるディジタル線形変調の無線機において、送信部の非線形歪み補償を回路規模を増大させることなく実現し、移動局間直接通信を可能とする。【解決手段】 本発明では、ダイオードスイッチ等の切り替え器を設けて、送受信周波数反転時に電力増幅器の出力段の回路を切り替え、送受信周波数帯に対応する2組の帰環回路及び補償回路を設けることなく、1組の帰還回路及び補償回路で非線形補償のための帰環/制御ループを構成し、電力増幅部と当該切り替え器で発生する非線形歪みを含めて歪み補償を行う。
請求項(抜粋):
送信および受信周波数を反転することにより移動局間直接通信を行なう無線機において、送信信号をI成分、Q成分のデジタル信号に変調するデジタル変調部と、次段の補償回路と、次段のI、Qデジタル信号を直交変調する直交変調部と、次段の電力増幅部と、該電力増幅部の出力をアンテナに供給する共用器内の少なくとも2つの周波数帯域の異なるバンドパスフィルタと、該バンドパスフィルタに選択的に前記電力増幅器の出力を供給するダイオードスイッチ回路と、該ダイオードスイッチと前記各々のバンドパスフィルタの間に接続された方向性結合器と、該方向性結合器の内の何れか一つを選択するダイオードスイッチと、該ダイオードスイッチにより選択された信号を前記補償回路に供給するループを構成する帰還回路とを有することを特徴とするディジタル線形変調方式の無線機。

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