特許
J-GLOBAL ID:200903066982592549

管状体とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越智 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093022
公開番号(公開出願番号):特開平8-207166
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 成形不良を防止して、炭素繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸したプリプレグによって本体層が形成される、軽量かつ高強度な管状体と管状体の製造方法を提供する。【構成】 炭素繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸させ、厚さ方向に樹脂量プアーな領域PAと樹脂量リッチな領域RAとを有し、かつ該熱硬化性合成樹脂の平均含浸量を概ね10wt%〜20wt%の範囲内の値としたプリプレグを使用し、前記炭素繊維の指向方向を芯金の略長手方向にして巻回し、かつ、巻回層の境界では、隣接層の内少なくとも一側の層が樹脂量リッチな領域RAを対面させるように巻回して厚い本体層12対応層を形成すると共に、強化繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸させたプリプレグを、その主たる繊維方向が前記略長手方向に指向した炭素繊維と交差するように巻回した薄い補強層14,16対応層を形成し、該補強層対応層と前記本体層対応層とを外側から緊締体によって加圧し、加熱し、前記芯金と緊締体を除去して管状体を製造する。
請求項(抜粋):
炭素繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸させ、厚さ方向に樹脂量プアーな領域と樹脂量リッチな領域とを有し、かつ該熱硬化性合成樹脂の平均含浸量を概ね10wt%〜20wt%の範囲内の値としたプリプレグを使用し、前記炭素繊維の主たる指向方向を芯金の略長手方向にして巻回し、かつ巻回層の境界では、隣接層の内少なくとも一側の層が樹脂量リッチな領域を対面させるように巻回して厚い本体層対応層を形成すると共に、強化繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸させたプリプレグを、その主たる繊維方向が前記略長手方向に指向した炭素繊維と交差するように巻回した薄い補強層対応層を形成し、該補強層対応層と前記本体層対応層とを外側から緊締体によって加圧し、加熱し、前記芯金と緊締体を除去して管状体を製造することを特徴とする管状体の製造方法。
IPC (8件):
B29D 23/00 ,  A01K 87/00 ,  A63B 53/10 ,  B29C 70/16 ,  B32B 1/08 ,  B32B 5/02 ,  B32B 5/14 ,  B29K307:04
FI (2件):
A01K 87/00 630 A ,  B29C 67/14 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-020274

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