特許
J-GLOBAL ID:200903066985354991

張り出し成形性に優れた薄手高強度熱延鋼板を高い歩留まりで製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015739
公開番号(公開出願番号):特開平6-228652
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、張り出し成形性に優れた残留オーステナイトを含む薄手高強度熱延鋼板を高い歩留まりで製造する方法を提供するものである。【構成】 質量割合でC:0.08〜0.25%、Si:0.7〜2.5%、Mn:0.8〜3.0%、残部実質的にFeからなる鋼を熱延するに際し、仕上圧延終了温度を(Ar3 +50)〜(Ar3 +120)°Cとし、平均冷却速度20°C/s以上で(Ar3 -150)〜Ar3 °Cの範囲の温度まで冷却後650°Cを下回らない温度まで空冷し、さらに550°C以下にまで20°C/s以上で冷却する。この空冷を除く冷却に際し鋼帯の上部からの冷却の熱伝達係数と下部からのそれの比を0.8以上1.1未満となるようにする。その後350〜500°Cで巻取る。これにより、張り出し成形性に優れた残留オーステナイトを含む薄手高強度熱延鋼板が高い歩留まりで製造できる。
請求項(抜粋):
質量割合で、C :0.08〜0.25%Si:0.7〜2.5%Mn:0.8〜3.0%残部実質的にFeからなる鋼を熱延するに際し、仕上圧延終了温度を(Ar3+50)〜(Ar3 +120)°Cとし、平均冷却速度20°C/s以上で(Ar3-150)〜Ar3 °C範囲の温度まで冷却後650°Cを下回らない温度まで空冷し、さらに550°C以下まで20°C/s以上で冷却する。この空冷を除く冷却に際し鋼帯の上部からの冷却の熱伝達係数αU と鋼帯の下部からの冷却の熱伝達係数αL の比(αU L )を0.8以上1.1未満となるようにし、350〜500°Cで巻取ることにより得られる、張り出し成形性に優れた薄手高強度熱延鋼板を高い歩留まりで製造する方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平2-179827
  • 特開平1-314886
  • 特開平4-246127
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