特許

J-GLOBAL ID：200903066986251525

熱交換器

発明者： 川嶋 伸介
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-172538
公開番号（公開出願番号）：特開平11-023178
出願日： 1997年06月27日
公開日（公表日）： 1999年01月26日
要約：

【要約】【課題】 フィンチューブ型熱交換器において、熱交換コア部のうち、送風空気の風速分布が低くなる四隅部の通風性を改善する。【解決手段】 送風ファンからの送風空気を受けるコア部前面形状が矩形状であるフィンチューブ型熱交換器において、フィン11を、コア部前面形状の中心部Eに位置する第1のフィン部110とコア部前面形状の四隅部A、Cに位置する第2のフィン部111とにより構成する。第1のフィン部110は、送風空気の流れ中に突出する門形の突出片110bを有する高熱伝達率のスリットフィンからなり、第2のフィン部111は、第1のフィン部110に比して通風抵抗の小さいウェーブフィンからなる。

請求項（抜粋）：

フィン(11)とチューブ(12)との組み合わせからなるコア部(10)を有し、送風ファン(21)からの送風空気を受けるコア部前面形状が矩形状であるフィンチューブ型熱交換器において、前記フィン(11)を、前記コア部前面形状の中心部(E)に位置する第1のフィン部(110)と前記コア部前面形状の四隅部(A〜D)に位置する第2のフィン部(111)とにより構成し、前記第1のフィン部(110)は、前記送風空気の流れ中に突出する突出片(110b)を有する高熱伝達率のフィン形状からなり、前記第2のフィン部(111)は、前記第1のフィン部(110)に比して通風抵抗の小さいフィン形状からなることを特徴とする熱交換器。