特許
J-GLOBAL ID:200903066986844593

スピーカ用磁気回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071315
公開番号(公開出願番号):特開平9-247794
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 テレビ,パソコン等に使用される長円形スピーカにおける内磁型の磁気回路では、マグネットがボイスコイルの内側にあるためにマグネットの寸法が制限され、磁気ギャップ内における充分な磁束密度を確保するのが難しい。【解決手段】 1はヨーク,2はマグネットA,3はマグネットB,4はポール,5はアッパーヨーク、6はサイドヨーク、10は全体を示す磁気回路である。マグネットA2とマグネットB3の対向する2面は互いに同極であり、反発磁界を生成している。サイドヨーク6はヨーク1の底辺の一辺とアッパーヨーク5の一端とに固着してある。マグネットA2からの磁束は、ポール4,磁気ギャップg,ヨーク1を通る。マグネットB3からの磁束は、ポール4,磁気ギャップg,ヨーク1,サイドヨーク6,アッパーヨーク5を通る。2つのマグネットの磁束が一つの磁気ギャップgを通るので充分な磁束密度を得ることができる。
請求項(抜粋):
電気機器等のスピーカに使用されるスピーカ用磁気回路において、長方形の底面(1a)と底面(1a)の長手方向の2辺に設けた折曲部(1b)とからなるヨーク(1)と、ヨーク(1)に下から順に配設するマグネットA(2),ポール(4),マグネットB(3)及びアッパーヨーク(5)と、底面(1a)の長手方向と直交する辺及びアッパーヨーク(5)の端に固着するサイドヨーク(6)とから構成し、ポール(4)と折曲部(1b)の間に平行した2列の磁気ギャップ(g)を形成し、ポール(4)を挟んで配置されているマグネットA(2)とマグネットB(3)は互いに反発し合うように厚み方向に着磁し、マグネットA(2)からの磁束は、ポール(4),磁気ギャップ(g),ヨーク(1)を通り、マグネットB(3)からの磁束は、ポール(4),磁気ギャップ(g),ヨーク(1),サイドヨーク(6),アッパーヨーク(5)を通るようにしたことを特徴とするスピーカ用磁気回路。
IPC (3件):
H04R 9/02 102 ,  H04R 9/02 ,  H04R 9/00
FI (3件):
H04R 9/02 102 A ,  H04R 9/02 102 C ,  H04R 9/00 E

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