特許
J-GLOBAL ID:200903067003557416

ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅井 章弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014714
公開番号(公開出願番号):特開平10-198976
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 DVDの記録面に合わせて球面収差が補正されている単一の対物レンズでそのままCDを再生しようとすると、ディスク厚のい違いにより分割されたセンサ素子からの信号のゲインがそれぞれアンバランスとなり、再生信号に関してはピットを読むための検出レベルが維持されているものの、フォーカス信号にオフセットが生じ、フォーカス外れが起きるおそれがある。【解決手段】4分割されたセンサ素子の増幅器16-1〜16-4によりフォーカス信号22が(A+C)-(B+D)として生成される場合、例えばA信号とC信号について、CDの再生時には開閉スイッチ27,28によりゲインを切り替えるようにする。補償された(A+C)′が(B+D)と同じ値になるようにゲインを設定すればオフセットを略ゼロにすることができる。
請求項(抜粋):
所定の基板厚の第1の光ディスクに対して、球面収差補正をした高NAの単一の対物レンズを有する光学系を用いて前記第1の光ディスクと前記第1の光ディスクよりも基板厚の大きい第2の光ディスクからの反射光を光センサ部により検出して、該検出信号から光電変換部にて再生信号とフォーカス信号を得るようにしたピックアップ装置において、前記光センサ部は、複数に分割されたセンサ素子よりなると共に相補的に変化する信号を出力する群に分けられ、前記光電変換部は、前記一方の群のセンサ素子の出力と他方の群のセンサ素子の出力との差に基づいて前記フォーカス信号を求めると共に、前記2つの群の内、いずれか一方の群のセンサ素子の出力に関するゲインを、前記第2の光ディスクの再生時と前記第1の光ディスクの再生時との間で切り替えるゲイン切替手段を有することを特徴とするピックアップ装置。

前のページに戻る