特許
J-GLOBAL ID:200903067004874814

連続鋳造における凝固シェル厚測定方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-082901
公開番号(公開出願番号):特開平10-277716
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 オンラインで鋳型内の凝固シェル厚を精度良く測定することのできる連続鋳造における凝固シェル厚測定方法およびその装置を提供する。【解決手段】 連続鋳造における凝固シェル厚測定方法及びその装置において、a)追跡点を湯面レベルに発生させ、追跡点の位置をその時の鋳型上端から湯面位置までの距離に設定し、該位置の凝固シェル厚を0に設定し、b)全ての追跡点で抜熱流束を鋳型温度と冷却水温度から算出し、c)全ての追跡点で凝固シェル厚の増分をその追跡点の1ステップ前のシェル厚及びb)で算出した抜熱流束から計算し、d)全ての追跡点の凝固シェル厚及び位置を上記凝固シェル厚増分及びその時の引き抜き速度を用いて更新し、a)〜d)を繰り返し鋳型内の各追跡点での凝固シェル厚を順次求める。
請求項(抜粋):
溶融金属の連続鋳造における鋳型内の凝固シェル厚を鋳造中にオンラインで測定する方法において、以下の手順を特徴とする連続鋳造における凝固シェル厚測定方法:(a)位置を鋳型上端からの湯面レベルすなわち凝固開始点までの距離に定め、また凝固シェル厚を0に定めた、凝固シェル厚算出対象の追跡点を生成する;(b)その後、鋳型温度と冷却水温度から追跡点の抜熱流束を算出する;(c)追跡点における、凝固シェル厚の増分を、(b)で算出した抜熱流束とこの抜熱流束を生ずる直前の凝固シェル厚に基づいて算出する;(d)追跡点の凝固シェル厚および位置を、上記凝固シェル厚増分およびその時点の引き抜き速度を用いて更新する;(e)上記(b),(c)および(d)を繰返す。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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