特許
J-GLOBAL ID:200903067018571075

HB永久磁石型リングコイル式回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤木 誠一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-353620
公開番号(公開出願番号):特開2003-158863
出願日: 2001年11月19日
公開日(公表日): 2003年05月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来のHB型ステッピングモータは、固定子スロットからコイルを挿入するほか、コイルと鉄心間の絶縁も含めて複雑なため、少数生産には設備投資が大きすぎる欠点があった。【解決手段】 軸方向にNS2極に磁化した永久磁石と、これを挟持した、Nr個の小歯を等ピッチで形成した第1,第2の回転子素子と、この第1,第2の回転子素子の軸方向外側に夫々配置した同様な構成の第3,第4の回転子素子とより成る回転自在なHB型回転子と、リングコイルにより形成されるA相およびB相固定子ユニットとを有し、その磁性体をリングコイルの外周部または内周部で磁気的に短絡させ、回転子のN極の磁束をA相固定子ユニットから呼び込みB相固定子ユニットを経由させて回転子のS極に戻す磁路を形成せしめ、且、上記2個のリングコイルに正または負の電流を流すことで、回転子磁束の通路を順次オン、オフ制御して回転子を回転する。
請求項(抜粋):
軸方向にNS2極に磁化した永久磁石と、これを挟持した、Nr個の小歯を等ピッチで形成した第1,第2の回転子素子と、この第1,第2の回転子素子の軸方向外側に夫々配置した同様な構成の第3,第4の回転子素子とより成る回転自在なHB型回転子と、上記第1〜第4の回転子素子に夫々エヤギャップを介して対向せしめた、Nr個の小歯を形成した第1〜第4の磁性体よりなる固定子と、上記第1,第3の磁性体とこれによって挟持したリングコイルとにより形成されるA相固定子ユニットと、上記第2,第4の磁性体とこれによって挟持したリングコイルとにより形成されるB相固定子ユニットとより成り、上記A及びB相固定子ユニットの磁性体をリングコイルの周部で磁気的に短絡させ、上記A相固定子ユニットを上記回転子のN極側と対向させ、上記B相固定子ユニットを上記回転子のS極側と対向させ、回転子のN極の磁束をA相固定子ユニットから呼び込みB相固定子ユニットを経由させて回転子のS極に戻す磁路を形成せしめ、且、上記リングコイルに電流を流すことで、上記固定子ユニットの第1,第3の磁性体間及び第2,第4の磁性体間に回転子磁束の遮断と通過を可能にする弁を構成せしめ、回転子磁束の通路を順次オン、オフ制御して回転子を回転させることを特徴とする2相HB永久磁石型リングコイル式回転電機。
IPC (2件):
H02K 37/04 501 ,  H02K 37/04
FI (3件):
H02K 37/04 501 F ,  H02K 37/04 501 E ,  H02K 37/04 501 K
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭47-032309
  • 特開昭52-061720
  • 特開昭62-092758
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