特許
J-GLOBAL ID:200903067023512257

施設利用者に対する課金装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-216711
公開番号(公開出願番号):特開平11-066365
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 いかなる位置の施設も、キャッシュレスでノンストップで利用でき、しかも、確実な課金処理が可能な課金装置を提供する。【解決手段】 位置通報装置は、施設利用開始地点及び施設利用終了地点に来ると、測位データであるセルコードと自己識別情報を通信網を介して課金センター装置に送信する。同センターでは、二つのセルコードに基づいて、料金計算装置が料金額を決定し、利用者識別情報及び各セルコードともに、顧客ファイルに記録する。一つの顧客ファイルに必要な全てのデータ、すなわち、識別情報、二つのセルコード及び料金額データが全て登録されると、顧客ファイルのデータは、識別情報を有する施設利用者に対する課金処理に用いられる。
請求項(抜粋):
施設の予め定められた第1地点で進入検知と進入者の認定を行うとともに、予め定められた第2地点で進出検知と進出者の認定を行い、進入者と進出者が同一人である場合に、第1地点と第2地点に基きその施設利用者に対する利用料金額を決定し、課金処理を行う課金装置であって、施設利用者が所持する位置通報装置と、通信網と、施設利用料金の課金処理を行う課金センター装置とからなり、前記位置通報装置は、GPS測位装置と、データ処理装置と、通信装置とを有し、前記GPS測位装置は、GPS受信機と測位データ出力機とからなり、前記GPS受信機は、複数個のGPS衛星から受信した衛星信号を復調して、これに含まれる軌道要素とGPSタイムを用いて所定の計算式に基づいて演算して、前記位置通報装置の現在位置を表す緯度経度データを前記測位データ出力機に出力するものであり、前記測位データ出力機は、地表上の一定範囲の地域を、一定の緯度毎及び一定の経度毎の緯線と経線によりメッシュ状に分割して得られる多数のセルについて、そのセルの領域を表す緯度経度データと当該セルを特定するため割当てられたコードとからなるセルデータを記憶しており、前記GPS受信機から緯度経度データが与えられた時、これと同一の緯度経度データを含むセルデータがあるか否かを調べ、一致するものを見付け出した時に、一致したセルデータのセルコードを出力するものであり、前記データ処理装置は、前記予め定められた地点を含むセルのセルコードと、その地点を含む施設の利用状況を管理する課金センター装置の通信端末番号とをリンクして記憶する位置登録部と、前記GPS測位装置から入力したセルコードと前記位置登録部に登録されたセルコードとを照合し、一致する場合に、そのセルコードにリンクしている課金センター装置の通信端末番号を通信装置に出力するものであり、前記通信装置は、移動通信端末を有し、前記データ処理装置から与えられた課金センター装置の通信端末番号を用いて、前記通信網を介して課金センター装置に発呼し、前記セルコード及び施設利用者の通信端末番号を送出するものであり、前記課金センター装置は、前記通信網に接続され、一つの利用者端末番号ごとに少なくとも利用者端末番号、第1地点を含むセルのセルコード、第2地点を含むセルのセルコード及び料金額を格納するための顧客ファイルを有する記憶装置と、前記通信網により利用者端末番号及びセルコードを受信した際に、前記記憶装置の利用者端末番号に対応する顧客ファイルの第1セルコード記憶エリアにすでにセルコードが記憶されているか否かにより、当該セルコードが第1地点を含むセルのセルコードであるか第2地点を含むセルのセルコードであるかを判定する判定装置と、前記判定装置が第2地点を含むセルのセルコードであると判定した場合に、その利用者端末番号に対応する第1セルコード及び第2セルコードに基いて料金額を算出し又は読出して、料金額データを出力する料金計算装置と、前記判定装置の判定結果に応じて、受信したセルコードを前記記憶部の顧客ファイルの第1セルコード記憶エリア又は第2セルコード記憶エリアに、また、前記料金計算装置が出力した料金額データを前記記憶部の顧客ファイルの料金額記憶エリアにそれぞれ記録する記録制御装置とを有すること、を特徴とする課金装置。
IPC (4件):
G07B 15/00 501 ,  G01S 5/14 ,  G06F 1/00 370 ,  G06F 17/60
FI (4件):
G07B 15/00 501 ,  G01S 5/14 ,  G06F 1/00 370 F ,  G06F 15/21 C

前のページに戻る