特許
J-GLOBAL ID:200903067035883153

水溶液中のシリカ回収法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333838
公開番号(公開出願番号):特開平7-024475
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 地熱熱水等に含まれるシリカを高効率かつ安価に回収する。【構成】 地熱熱水1は、地熱熱水を加熱濃縮して生成したゲルまたはカルシウムイオンの添加後pHをアルカリ側に調整して得られた沈澱に由来するシード9と反応容器2内にて反応後、シード9とともに固液分離装置3に流入されて、シリカを主成分とするスラッジ4と低シリカ熱水5とに分離される。スラッジ4の一部はシリカ吸着性を有するシード6として再度反応容器2内に還流され、地熱熱水1中のシリカ吸着に使用される。このシード6は更に地熱熱水1とともに固液分離装置3に流入され、固液分離装置3にてスラッジ4と低シリカ熱水5とに分離され、スラッジ4の一部は再度シード6として使用される。なお、残りのスラッジ4は脱水装置7で脱水され、高シリカ産物8として有効利用される。
請求項(抜粋):
シリカを含有する水溶液中にシリカ吸着性を有するシードを添加し、前記水溶液中のシリカを前記シードに吸着させた後、前記シードを含む水溶液を固液分離し、得られた固形分の一部を前記シードとして再使用する水溶液中のシリカ回収法において、前記水溶液中のシリカがゲル化するまで前記水溶液を加熱濃縮し、得られたゲルの一部を前記シードとして再使用することを特徴とする水溶液中のシリカ回収法。
IPC (3件):
C02F 1/60 ,  C01B 33/12 ,  C02F 5/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭38-006693
  • 特開昭60-045692
  • 特開平3-033009

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