特許
J-GLOBAL ID:200903067037200320

ベルト張力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-346308
公開番号(公開出願番号):特開平5-106698
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、プーリアームとそれにねじ込んだボルトとの間の摩擦力によって、プーリアームの回動に緩衝力を与える装置において、上記摩擦力の安定化と、ボルト長さの短縮を図る。【構成】 固定部材6の支点軸8に、スプライン9を介して合成樹脂製のダンパボルト10を取付け、そのダンパボルト10に2条のねじ山11、11を形成し、そのねじ山11、11をプーリアーム1のねじ山12に螺合させる。プーリアーム1にボルト10を押圧する弾性部材14を組込み、コイルバネ24の両端をプーリアーム1と固定部材6に連結する。上記の構造では、合成樹脂のもつ自己潤滑性により、ダンパボルト10とねじ山12間の摩擦力が安定する。
請求項(抜粋):
プーリアームに設けた孔部に、固定部材に立設した支点軸を嵌合させ、その支点軸に軸方向に移動可能に取付けたボルトを、上記孔部に設けたねじ山に螺合させ、その孔部に、ボルトを軸方向の一定方向に付勢する弾性部材を組込み、上記孔部の外側に配置したコイルバネの一端をプーリアームに、他端を固定部材にそれぞれ係合したベルト張力調整装置において、上記ボルトを、合成樹脂で形成したことを特徴とするベルト張力調整装置。

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