特許
J-GLOBAL ID:200903067050113380

触媒の安定性を向上させたアルキル化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-332305
公開番号(公開出願番号):特開平10-182510
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 触媒の安定性を向上させたアルキル化方法。【解決手段】 ペンタシル型触媒を用いて芳香族基質をアルキル化する方法を開示し、ここでは、水を存在させることで上記触媒の安定化を行う。ZSM-5およびシリカライト型触媒を含むペンタシル型触媒を用いて芳香族基質、例えばベンゼンなどをアルキル化剤、例えばエチレンなどと反応させる。本発明の方法では芳香族原料をこれを乾燥させて水を除去することなく用いることができる。数多くのペンタシル型触媒は水が痕跡量でも存在しているとそれの劣化が顕著に起こると認められていたことから、今までは、例えば蒸留などで原料から水を除去する必要があった。本発明の方法では、アルキル化用触媒の安定性を向上させる目的で水を100-100,000ppmの量で存在させてペンタシル触媒を用いることを開示する。
請求項(抜粋):
芳香族化合物のアルキル化方法であって、(a)芳香族基質が入っていて水が100ppm以上入っている原料を反応ゾーンに供給し、(b)この原料をペンタシル型触媒に接触させ、(c)アルキル化剤を該反応ゾーンに供給し、(d)該反応ゾーンを該アルキル化剤による該芳香族基質のアルキル化が起こる温度および圧力条件下で操作し、そして(e)アルキル化された芳香族基質を該反応ゾーンから回収する、段階を含む方法。
IPC (6件):
C07C 15/073 ,  B01J 29/035 ,  B01J 29/40 ,  C07B 37/04 ,  C07C 2/66 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 15/073 ,  B01J 29/035 ,  B01J 29/40 Z ,  C07B 37/04 A ,  C07C 2/66 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る