特許
J-GLOBAL ID:200903067052858189

チツプ型固体電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238810
公開番号(公開出願番号):特開平5-055091
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】リードフレームの陽極端子板と陰極端子板とを介して2つの偏平なコンデンサ素子を積層するにあたって、ボイド発生の原因となる隙間を排除するとともに、より一層の薄型化を図る。【構成】陽極端子板8に、所定の角度をもって互いに異なる方向に折り曲げられた二股状の分岐片11,12を形成し、各陽極リード3,3をその分岐片11,12の各端部(溶接部)11a,12aに溶接する。その際、コンデンサ素子1a,1bの各々を、その陽極リード取り付け面同士が対向するように各分岐片11,12の端部11a,12aに取付けるようにし、かつ、陰極端子板9をそれらの陽極リード3,3と重ならないように配置する。
請求項(抜粋):
平板状をなす電極箔の一側辺に沿って陽極リードが取付けられ、同電極箔の周りに導電性高分子物質の固体電解質、カーボン層および銀層(陰極層)が順次形成された一対の偏平なコンデンサ素子を有し、同コンデンサ素子の各陽極リードを外部引出し用の陽極端子板に溶接するとともに、上記各陰極層間に導電性接着剤を介して外部引出し用の陰極端子板を取付け、かつ、上記コンデンサ素子を含む全体に樹脂モールドよりなる樹脂外装体を形成してなるチップ型固体電解コンデンサであって、上記陽極端子板には、所定の角度をもって互いに異なる方向に折り曲げられた二股状の分岐片が形成されており、上記各陽極リードはその分岐片の各端部に溶接されていることを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。

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