特許
J-GLOBAL ID:200903067059576324

駐車ブレーキ操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-214925
公開番号(公開出願番号):特開平9-058427
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 主たる目的は、駐車ブレーキを制動状態にしたままブレーキレバーを倒しておくことができ、発車時には駐車ブレーキが自動的に非制動状態に戻るようにすることにある。【解決手段】 運転席の側部近傍にブレーキレバー21が設けられている。ブレーキレバー21を引上げるとリンク機構22を介してブレーキケーブル23が引かれて駐車ブレーキが制動状態になり、移動体24がロック部材70によって固定される。ロック部材70を解除方向に動かすためのアクチュエータ26が設けられている。アクチュエータ26は、自動車を発進させる際に、クラッチペダルが踏まれてトランスミッションがニュートラル以外のポジションに切替わりかつアクセルペダルが踏まれた時の信号等に基いて作動し、ロック部材70と移動体24との係合が外れた時にブレーキケーブル23が戻るようにしている。
請求項(抜粋):
座席の側部近傍に起立・倒伏可能に設けられかつ倒伏状態において座席上に突出しないように配置されたブレーキレバーと、一端側が駐車ブレーキのシュー駆動部に接続されていて牽引された時に上記シュー駆動部を制動位置まで移動させるブレーキケーブルと、上記ブレーキケーブルの他端側に設けられていて上記ブレーキケーブルと一体に往復移動可能な移動体と、上記ブレーキレバーが引上げられた時にその力を上記移動体に伝達して上記ブレーキケーブルを引く方向に上記移動体を連動させかつ上記ブレーキレバーが倒れる方向に回動する時には上記ブレーキレバーとの連動関係が断たれるリンク機構と、上記移動体に対して係脱可能で上記移動体が上記ブレーキケーブルを引く方向に動く際には移動体に係合することなく移動体の移動を許容するが上記移動体が戻ろうとする方向の力に対しては上記移動体の動きを止めるロック部材を有するロック機構と、エンジン回転中にクラッチペダルが踏まれかつトランスミッションがニュートラル以外のポジションにあってアクセルペダルが踏まれたことを検出する手段を有する制御回路部と、自動車を発進させる際に上記制御回路部からの信号に基いて作動し上記ロック部材と上記移動体との係合を外す方向に上記ロック部材を移動させる電動アクチュエータと、を具備したことを特徴とする駐車ブレーキ操作装置。
IPC (2件):
B60T 7/10 ,  B60T 7/12
FI (3件):
B60T 7/10 L ,  B60T 7/10 M ,  B60T 7/12 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-252048
  • 特開昭61-178244

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