特許
J-GLOBAL ID:200903067067360225

Fe系軟磁性合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-331773
公開番号(公開出願番号):特開2000-160243
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】低保磁力、高透磁率、高飽和磁束密度となるような軟磁気特性に優れた合金の製造方法を提供する。【解決手段】 本発明に係る合金製造方法は、FebZrxNbyBβあるいはZnを含む一般的な式として(Fe1-aQa)bBβMλZnzなる組成において、QはCo、Niのいずれかまたは両方、MはTi、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、Wの中から選ばれた1種又は2種以上の元素、a≦0.05、b≧80原子%、5原子%≦x+y≦7.5原子%、1.5/6≦x/(x+y)≦2.5/6、5原子%≦β≦12.5原子%等の条件を満たしつつ、bccFeの微細結晶粒と残部が非晶質合金相からなる高飽和磁束密度低鉄損Fe系軟磁性合金に関する熱処理工程において、その熱処理温度を490°C以上670°C以下、昇温速度を10°C/min以上200°C/min以下として実施することを特徴とする。
請求項(抜粋):
次式で示される組成からなり、組織の少なくとも50%以上が平均結晶粒径100nm以下のbccFeの微細結晶粒からなり、残部が非晶質合金相からなり、前記bccFeの微細結晶粒は次式で示される組成の合金溶湯を急冷し、ほぼ非晶質相の単相組織とした後、前記非晶質相を結晶化温度以上の所定の熱処理温度まで加熱されて析出されたものであるFe系軟磁性合金の製造方法であって、前記所定の熱処理温度に達するまでの昇温速度を、10°C/min以上200°C/min以下と設定することを特徴とするFe系軟磁性合金の製造方法。FebZrxNbyBβただし、?@ b≧80原子%?A 5原子%≦x+y≦7.5原子%?B 1.5/6≦x/(x+y)≦2.5/6?C 5原子%≦β≦12.5原子%又は、?@b≧83原子%?A5.7原子%≦x+y≦6.5原子%?B1.5/6≦x/(x+y)≦2.5/6?C6原子%≦β≦9.5原子%
IPC (6件):
C21D 6/00 ,  B22D 11/06 360 ,  H01F 1/14 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/14 ,  C22C 45/02
FI (6件):
C21D 6/00 C ,  B22D 11/06 360 B ,  C22C 38/00 303 V ,  C22C 38/14 ,  C22C 45/02 A ,  H01F 1/14 Z
Fターム (12件):
4E004DB02 ,  4E004TA01 ,  4E004TA03 ,  5E041AA11 ,  5E041AA19 ,  5E041CA02 ,  5E041CA05 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN06 ,  5E041NN17 ,  5E041NN18

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