特許
J-GLOBAL ID:200903067069939751

幅木等の造作部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-269391
公開番号(公開出願番号):特開平6-093711
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 内部に電力線等の配線収納空間部を有する幅木等に、該収納空間部の蓋体を容易且つ精度よく取り付け可能にした幅木等の造作部材を提供する。【構成】 幅木主体1の上下端部に前方に突出する突縁部3、4を設けてこれらの突縁部3、4間の空間部を配線収納空間部8に形成すると共に上記突縁部3、4の対向面中央部に下向き開口溝5と上向き開口溝6とを夫々形成し、下向き開口溝5の溝底面5cと上向き開口溝6の内側壁面6aとを前方に向かって下方に傾斜させて、蓋体9の上端に突設している突条部9aを下向き開口溝5の傾斜溝底面5cに摺動させながら押し込み可能にすると共に蓋体9の下端に突設している突条部9bを上向き開口溝5の傾斜内側壁面6aによって前方に強制移動させ、蓋体の着脱作業を容易にすると共に精度のよい取付けを可能にしている。
請求項(抜粋):
横方向に長尺の一定高さを有する背面部の上下端に前方に向かって上下突縁部を突設すると共にこれらの上下突縁部と背面部とで囲まれた空間部を全長に亘って配線収納部に形成してなる造作部材本体と、該造作部材本体の配線収納部の開口端に着脱自在に装着した複数の蓋体とからなる造作部材において、造作部材本体の上側突縁部の下面中央部に溝底面が背面部側から前方に向かって斜め下方に傾斜している一定幅を有する深底の下向き開口溝を設けると共に下側突縁部の上面中央部に内側壁面が背面部側から溝底に向かって斜め下方に傾斜している浅底の上向き開口溝をそれぞれ設けてあり、蓋体の背面側上下端にこれらの上下開口溝の開口幅よりも幅狭く且つ該上下開口溝にそれぞれ係合可能な突出高さを有する突条部を一体に設けていることを特徴とする幅木等の造作部材。

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