特許
J-GLOBAL ID:200903067070218960

NPCインバータのPWM制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225512
公開番号(公開出願番号):特開平9-074767
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 小さな電圧指令に対しても、最小オンパルス幅を確保しながら追従するPWM電圧を出力できるようにする。【解決手段】 三角波位相発生部15は、三角波周波数fswの入力に基いて三角波位相θp を出力する。直流バイアス電圧発生部14は、この三角波位相θp の周期に対応して極性が交互に変わる直流バイアス電圧Vbiasを発生する。直流バイアス電圧加算部12は、三相電圧指令演算部11からの各相電圧指令Vu Ref,Vv Ref,Vw Refにこの電圧Vbiasを加えて新たな各相電圧指令Vu ,Vv,Vw とする。正側三角波発生部17はθp の入力に基き正側三角波TRIp を出力し、負側三角波発生部18はθn の入力に基き負側三角波TRIn を出力する。θp とθn とは位相差δ=πだけずれている。三角波比較部13は、各相電圧指令Vu ,Vv ,Vw と三角波TPIp ,TRIn との大小関係の比較に基き各相PWM電圧指令Vu PWM,Vv PWM,Vw PWMを出力する。
請求項(抜粋):
三相電圧指令を演算して出力する三相電圧指令演算部と、三角波周波数を入力として、入力された周波数で振幅2πの鋸波を三角波位相として出力する三角波位相発生部と、前記三角波位相発生部から出力される三角波位相を入力とし、入力された三角波位相に同期して、インバータの直流リンク電圧の半分を振幅とした三角波を演算して正側三角波として出力する正側三角波発生部と、正負三角波位相差設定部としての値πを出力する正負三角波位相差設定部と、前記三角波位相発生部から出力される三角波位相と前記正負三角波位相差設定部から出力される正負三角波位相との加算値を入力とし、入力された位相に同期して、インバータの直流リンク電圧の半分を振幅とした三角波を演算して負側三角波として出力する負側三角波発生部と、前記三角波位相発生部から出力される三角波位相を入力とし、入力された三角波位相に同期した方形波を直流バイアス電圧として出力する直流バイアス電圧発生部と、前記三相電圧指令演算部から出力される三相電圧指令と、前記直流バイアス電圧発生部から出力される直流バイアス電圧を入力として、三相電圧指令に直流バイアス電圧をそれぞれ加算して、新たな三相電圧指令として出力する直流バイアス電圧加算部と、前記直流バイアス電圧加算部から出力される三相電圧指令と、前記正側三角波発生部から出力される正側三角波と、前記負側三角波発生部から出力される負側三角波とを入力とし、三相電圧指令と、正側三角波及び負側三角波との大小比較により三相PWM電圧指令を出力する三角波比較部と、を備えたことを特徴とするNPCインバータのPWM制御装置。
FI (2件):
H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 Q

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