特許
J-GLOBAL ID:200903067074496299

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126800
公開番号(公開出願番号):特開平8-317915
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 実時間でカテーテル先端位置を検出し、被検体内の立体的な位置関係を明示する。【構成】 縦緩和時間T1の極めて短い物質又はプロトンと異なる共鳴周波数を有する核種を含む物質を内包するカテーテル先端が被検体内に挿入される際に、シーケンサの制御でRFによる全領域励起後Z軸方向にエコー信号を読み出し、CPUで一次元フーリエ変換してZ軸方向のカテーテル先端位置を検出する。続いてカテーテル先端位置に相当する搬送周波数でカテーテル先端を含みZ軸に直交するスライス面を励起し、X軸及びY軸方向にリードアウトを行い、得られた2軸についてのエコー信号を、それぞれ一次元フーリエ変換することにより、X軸及びY軸に平行な一次元投影像を作成する。予め計測しておいた三次元血管データから得られたX軸及びY軸に直交する2方向投影血管像上に、カテーテル先端の一次元投影像を重畳して表示する。
請求項(抜粋):
被検体の置かれる空間に静磁場を与える静磁場発生手段と、前記空間に傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段と、前記被検体の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波パルスを照射する送信系と、核磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出する受信系と、前記傾斜磁場及び高周波パルスを所定のパルスシーケンスで繰り返し印加するように前記傾斜磁場発生手段、前記送信系及び前記受信系を制御するシーケンサと、前記受信系で検出したエコー信号を用いて画像再構成演算を行なう信号処理系と、得られた画像を表示する手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記シーケンサは、三次元データを得るため第1のパルスシーケンスと、直交する3軸のうち第1軸の方向について所定の特異信号源の位置を求めるために、全領域を励起する高周波パルスを印加後、前記第1軸の方向の傾斜磁場を印加してエコー信号を得る第2のパルスシーケンスと、前記第1軸に直交し前記特異信号源の位置を含むスライス面を励起する高周波パルスを印加し、前記第1軸に直交する第2軸及び第3軸の各方向にエンコードされた少なくとも2つのエコー信号を計測する第3のパルスシーケンスとを備え、前記信号処理系は、前記第1のパルスシーケンスから計測された三次元データから前記第2軸及び第3軸の方向についての二次元画像を再構成するとともに、前記第3のパルスシーケンスで得られた前記特異信号源の第2軸及び第3軸の方向の位置情報に前記第2のパルスシーケンスで得られた第1軸方向の位置情報を与えた点データを作成し、この点データを前記表示手段により前記二次元画像に重ねて表示し、前記特異信号源位置を実時間で前記二次元画像上にマッピングすることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/54
FI (3件):
A61B 5/05 390 ,  A61B 5/05 376 ,  G01N 24/02 530 Y

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